子どもの頃から親や先生の期待に応え、夢見ていた仕事について、思い通りのキャリアを進み、毎日充実した日々。なのに、気がついたら結婚せずにキャリアを邁進する自分に対する周りの目は優しくない。

日本だけでなく、アジアの働く女性ならそんな矛盾に悩んだことは少なからずあるはず。中国では、適齢期を過ぎても独身の女性は、社会の厳しい目にさらされるそう。そんな中国のキャリア女性たちの苦悩を取り上げたのが、コスメブランドSK-IIのドキュメンタリースタイルのショートフィルムだ。

これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
SK-II: Marriage Market Takeover (Please turn on subtitle)
SK-II: Marriage Market Takeover (Please turn on subtitle) thumnail
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「残り物」―― 25歳を過ぎても結婚しない中国女性につけられる、心ないあだ名。これを聞いただけで心がズキンと痛む。

この「Marriage Market Takeover」という動画は中国の女性に社会の偏見と闘ってほしい、という願いを込めて作られたという。動画の主人公は、「結婚して落ち着いてほしい」という家族からのプレッシャーや言葉に悩む女性たち。

SK-IIの最高責任者であるマーカス・ストロベル氏は、この動画によってそんな女性たちを勇気付けることができれば、と語っている

そして、誰よりも私たち女性の多くが、1人でもたくさんの人に「独身でいることは恥ではない」というメッセージが伝わってほしい、と願っているのでは。

※この翻訳は抄訳です

Translation:山下英子

COSMOPOLITAN UK