日本でも最近話題になることの多い育児休業/育児休暇(以下、育休)。コスモポリタン アメリカ版によると、この育休の期間を使って"赤ちゃん連れの世界旅行"に出たカップルがいるらしい。

それは、ロンドン在住のカレン・エドワーズさんとショーン・ベイズさん。カレンさんは赤ちゃん連れの旅行のコツを紹介するブログを運営しているのだけど、「生まれたばかりの赤ちゃんを連れて世界旅行」という前代未聞のアイデアに友人たちはかなり驚いたという。とはいうものの、カレンさんがブログに

「赤ちゃんを連れて旅行をするなんて絶対に無理だと思う親は多い。私も、泣きわめく赤ちゃんを混雑した飛行機に乗せるのが怖かった。だけど、娘が生後4カ月になるまでには、すでに4つの国を旅してまわっていたの。長時間の移動に、キャンプ生活、国際線のフェリー、そして長距離のフライトを経験したわ。赤ちゃん連れでのそういったことが"常にスムーズにいった"と言うつもりはないけれど、やってみたら大丈夫だったわ!」

綴った通り、結果オーライだったようだ。

ちなみに旅に出る前のカレンさんとショーンさんは、自分たちの私物を倉庫に保管し、車を売り、住んでいた家を賃貸に出した。そしてスーツケース1個だけを持って、10カ月ものアドベンチャーをスタート。2016年2月の時点で、アイルランドにシンガポール、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、ベトナム、台湾、香港そしてバリ島を旅したという。

参考までに、カレンさんは産休/育休を取っているのである程度の収入は保障されているし、ショーンさんは時々フリーランスで庭師として働いていた。それから娘のエスメちゃんのことは母乳で育てており、旅行でイギリスを離れる前には予防接種も受けさせていたという。

「今回の旅の主な目的は、旅行好きの親にも同じ考えを持ってもらうことです。(子どもが生まれたからといって)大好きな旅を楽しむ日々はもう過去のもの、なんて諦めてほしくないんです」と、カレンさん

それでは、彼女たちの旅の一部を画像で見ていきましょう。

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「来週の今頃はニュージーランドに移って、7週間ものバックパック生活が始まる。生後10カ月の娘を連れて、東南アジアを渡り歩くの。赤ちゃんを連れてあちこち移動するなんて、やり過ぎだと思う人も多い。だけど子どものいない友達はそれとは反対の意見だったわ。"自分の人生が赤ちゃんに乗っ取られなくてよかったわね"ってね。それから今回の旅は、20代半ばのときの旅行とはかなり違う。当時は若くてシングルで、何も心配がなかったから!」

「マレーシアのランカウイ島にて。世界で最も急斜面を走るケーブルカーからの眺めよ。赤ちゃんが高いところでも怖がらないなんて、不思議だわ。私なんか、岩肌を登る際に横風が吹いたときは(ドキドキして)アドレナリンがほとばしったけど」

「香港では世界最長のケーブルカーに乗れるの。海や森林、山々の景色は素晴らしく、まるで空に向かって上昇しているかのようだった」

「生後数週間でパスポートを手にした娘。1歳で早くもアイルランドにシンガポール、オーストラリア、マレーシア、インドネシア、ニュージーランド、ベトナム、台湾、そして香港を旅したわ」

「見て、この楽しそうな顔! クリスマスにアイルランドに向かうの」

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Captain & Me, Inc.

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