20代も後半に差しかかると「30代になった自分」を考え始めるもの。歳を重ねることで、考え方や環境などに様々な変化があるはずだけど、具体的に何が異なり、どう変化するのかは経験者でないと分からないはず。

そこで今回は、コスモポリタン アメリカ版が放送する<コスモ・ハッピーアワー・ポッドキャスト>で、4人の女性編集スタッフが「20代と30代、考え方はどう変化する?」をテーマに語った内容をお届け。トーク参加者は以下の4名。恋愛からキャリアまで、人生を構成する大切な要素への考え方ってどう変わるものなのか? アラサーの皆さんは、ぜひ参考にしてみて!

30代:エリサ・ベンソン(コスモポリタンSNSエディター)、エイミー・オデル(コスモポリタン サイトディレクター)、

20代:テス・コーマン(コスモポリタン協力エディター)、カリーナ・シェイSnapchat「ディスカバー」のアシスタント・エディター)

1.恋愛への本気度

20代:"結婚""落ち着いた生活"はまだ先のこと、と考えている20代にとって、将来を踏まえた「恋愛への本気度」はそんなに高くないのが一般的。むしろできるだけたくさんステキな男性に出会い、カジュアルな恋愛を楽しみたい!という気持ちの方が上かも。

23歳になったばかりのカリーナは「私自身、カジュアルに恋愛やデートを楽しみたい"軽いノリの20"1人かも」と告白。「素敵な人!と思っても、『他の人とデート出来ないぐらいなら、この人と付き合わないほうがいいかも』って思ってしまう」のだとか。

30代:歳を重ねるごとに、「恋愛への本気度」は高くなっていくもの。エイミーは現在の夫と23歳のときに出会い、31歳の今は夫婦として楽しく生活しているそう。「"本気度"が高くなることで、人生はずっとスムーズになったわ。共に歩む選択をしたおかげで生活の基盤ができたし、安定した関係を保つことができるから」。

2.デート

20代:「私も友人たちも、23回デートしたら次は"お泊り"っていうのが普通だと思う。そして23カ月付き合うとだんだん飽きてくる。同年代の私の周りの友人で、将来を見据えた相手と真剣に交際したいっていう人はいないかな」とカリーナ。

30代:カリーナと真逆の20代を送ったのがエリサ。「私の20代は将来の夫探しにあけくれたようなもの。だからデートする目的も、結婚相手を探すためだった」。でも30代となった今、考え方は変わったのだそう。「今は夫探しはお休み中。それよりはデートそのものを楽しみたいし、人生をエンジョイする方に集中しているわ!」。

3.パーティ/飲み会

20代:「私は夜遅くに飲みにいくのが好き。仕事を定時であがったら1度家に帰り、着替えて10時過ぎにまた出掛けるっていうスタイル。パーティーアニマルってわけじゃないのよ。でも深夜になればなるほど"飲み"は楽しいのよ」と話すのはカリーナ。一方テスは「仕事帰りに飲みにいくことはあっても、『午前1時まで飲んでた』なんていうことは私にはないわ。だって疲れちゃうもの」と、マイルドな遊び方を好む様子。

30代:20代はカリーナと同じように"深夜族"だったと語るエリサ。でも30代になって、飲み方が変わったんだそう。「若いときは"酔うために飲む"みたいな飲み方をしてたけど、今は週に1回、おいしいワインを1杯だけ。それが今の私には合ってるの」。

4.他人と自分を比較する

20代:カリーナは高校や大学時代の友人たちと自分を較べ「誰が1番成功しているか?」とよく考えてしまうんだそう。「学生時代は成績もトップだったし、就職するまでは順風満帆だった。でも今はとっくに友人たちに追いつかれてしまっているし、もう誰にも『スゴイ!』って思われない。すっかり自信をなくしちゃったわ」。

30代:若いときはクラス委員とか、クラブの部長とか、ヒエラルキーがシンプルなので、ある意味自分と他人を較べるのが簡単なのでは?と語るエリサ。でも30代になると、現実世界はもっと複雑なものだし、そんなに簡単に人と比べられないことに気づいたんだそう。ただ、だからといって比べることから完全に抜け出せたわけではないのだとか。「自分が満足するぐらい成功するって、なかなかないもの。野心はエンドレスだし、誰かにどこか劣っているっていう思いは、なかなか消えないものなんじゃないのかな?」

5.キャリア

20代:20代にとって、キャリアを登っていくのは先の見えないツライ作業。「もっと努力しなきゃとか、年齢の割にはキャリアを積めてないと思うことがよくあるわ」とテス。コスモでの仕事は大好きだけど、働き者の女性たちに囲まれていると、しばしばプレッシャーに押しつぶされそうになるんだとか。「同僚たちは仕事もバリバリこなしているし、私より有能だって思ってしまうの。でもこれって、どの職場でも同じなのかもしれないわね」。

30代:でも歳を重ねると、結果はどうであれ自分が歩んできた道を誇りに思うこともあるはず。エイミーは大学時代、25歳までに自分の著書を出版したいと思っていたけれど、それが実際に実現したのは30歳のとき。「でもだからどうなの?って、当時の自分に言いたいわ(笑)。40代、50代で成功する人もたくさんいるし、歳はただの目安でしかないものよ」。

この翻訳は、抄訳です。

Translation: 宮田華子

COSMOPOLITAN US

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