【私の生き方】劇を演じるように人生を生きる!

トップモデル、女優、歌手とマルチに活躍するターニャさんが、輝き続ける秘訣とは?

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自分の人生は、自分でしか生きられないし、どう楽しんでいけるかは、毎日の選択と気持ち次第。どんな生き方だって、自分で選んできている人は、いつだって魅力的に見えるし、自然と心惹かれるもの。コスモポリタン日本版では、人生を謳歌しているさまざまな女性の生き方を紹介していきます。

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トップモデル、女優、歌手 ターニャ・ドゥルギンスカさん

プールでポーズをとるターニャ・ドゥルギンスカさん

フランスでタイムレスなトップモデルとしてのキャリアを確立し、女優、歌手としても常に新しいことにチャレンジし続けるターニャ・ドゥルギンスカさん。「人生は経験の積み重ね」と考え、年齢を重ねることで、より行動的になり、センシュアルな魅力も増している彼女に、いつまでも美しい女性として楽しんで生きる秘訣を伺いました。

「私の世代のフランスのトップモデルになる!」と決意

はじめに、今までの経緯を教えてください。

ロシア人の血を引く家族のもと、私はパリで生まれ、父に育てられました。幼い頃から、いつも社会のルールには従わず、大人になったら経済的に自立した女性になる! と決めていました。初めは父を喜ばすために医者になろうと勉強しましたが、天職ではないと感じて辞めたんです。その後、南仏のニースに引っ越して24歳から4年間モデル活動をしたのちパリに帰り、女優として自分を表現してみたいと思い、演劇のクラスに通い始めました。しかし、大スターになれない限り幸せにはなれない、と悟りはじめていてちょうどそんな時に、父から家具の貿易業で働かないかと誘いを受けました。当時は、女性は家で家事をするか、単純作業の職業が主流で貿易業をしている女性は珍しかったので「女性が男性と同様に、もしくは男性以上に仕事ができる」ということを示すためのチャレンジだ! と思い、引き受けることにしました。そのような決心で20年間この仕事をして成功はしたのですが、ある日、個人的な理由で傷つく出来事があったので辞めることにしました。私は、この時を自分の人生の第1章と呼んでいるんです。

―では、第2章の人生はどのように始まったのですか?

最後までおばあさんと感じたくないから、ずっと挑戦を続けていきたい​

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その後、自信をなくしてしまい、自分らしさを見失っていました。そんな時にテレビで、人生を謳歌している高齢者についての番組を見たことがきっかけで、人生が変わり始めました。若い頃の体系をキープしていたこともあり、もう一度モデルに挑戦することにしたんです。

幸運にも、復帰と同時に一流デザイナーやカメラマンとの仕事が多数入りました。そうして仕事をしているうちに「私の世代のフランスのトップモデルになる!」と決意したのが、今のモデルのキャリアの始まりです。

でも実は、小さい頃からおばあさんになるのが恐かったんです。そういう思いが強いからこそ、最後の瞬間まで、自分のことを高齢者なんて感じることなく、いろいろな挑戦を続けていきたいと思っています。

そもそも、年齢はただの数字だと感じています。20代でも老人のような生活をしてる人もいますし、シニア世代でも行動的に新しい冒険を楽しんで20代のようなドキドキとした気持で過ごしている人もいます。結局、年齢ではなく、自分自身の「心の状態」と、「身体の状態」が、どのような女性か、ということを表すと思うんです。

青のドレスを纏ったターニャ・ドゥルギンスカさん

―シニアの年代でモデル業を再開することに不安はありましたか?

運命だと感じてたから、不安はなかった

不安は全くありませんでした。不思議ですが、この道には何か運命のようなものを感じていたんです。ときに、運命は決まっていて、ある道に導かれているようなことがあると思います。

また、基本的に人生に起こるどんなことにも理由があると信じているんです。だから、もしどうしても成し遂げたいことが今できなかったとしても、そのあとに上手くいかなかった理由は、もっと素晴らしい未来が来るためだった、ということを何度も経験しています。

例えば、私の次の挑戦は歌手としてのキャリア。ずっと歌うことが好きだったけれど、そのためには、まずモデルとしてのキャリアを確立しなければいけません。2年前に、歌手になりたいと思ったけれど、実現するには時間が必要でした。そうして今、モデルから一歩先のキャリアをはじめられたことは、また1つ大きな挑戦の始まりです!

1つずつの行動は、他の新しい道に繋がると思うんです。歌手として歌に磨きがかかると、女優としても幅が広がる。そうすると、きっと他の挑戦にも繋がっていって…。以前していたこととも、繋がっています。前は、家具屋を管理していたけど、それが今は自分というブランドを管理しているもの。

―今回、歌手活動を通して学んだことはなんですか?

人はみんな眠っている才能を持っているから、挑戦して使わないといけないということ

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自分でも気付かない才能が眠っていることがある、ということかしら。みんな、どんな人でも何かその人だけの素晴らしい才能があると思います。でも、その才能に気付いて磨いて使っている人は稀で、きっと3%くらいじゃないでしょうか。

また、小さな頃から興味があったボクシングを私の新曲のPV(プロモーションビデオ)の中でするシーンがあるのですが、このために初めてボクシングを習うことになりました。これも新しい挑戦で、とても今ワクワクしているんです!

―演劇をしたことで、人生に影響はありましたか?

「人生は大きな劇場だ」という価値観が自分のなかで根付いた

私たちは日常をただ過ごしているだけでは気付かないような、多くの感情を内に秘めています。女優として、とても多くの感情を味わうことができました。未経験なことも演技で表現すると、自分のなかで感情のバリエーションが豊富になって、人生を大きなスケールで生きることができるんです。もし演劇を学ぶと、これから先の人生に対してもっと準備が出来るし、どんな仕事にも役立つので、コスモポリタン読者のみなさんの年代から、趣味としてでもぜひ学んでみてほしいですね。私は、「人生は大きな劇場だ」という価値観が自分のなかで根付きました。

でも実は、今まで自分にとって「これは面白い!」という役にあまり出会えていないんです。それは、まだまだ自分自身がいろいろな経験を積んで、成長する必要があるからだと思っています。今、まだ芽を出しきれていなくてもそれぞれ行動したことが、チャンスになって戻ってくるんだと信じています。

でも、すべてはモデルだったことから、始まっていると思います。モデルとしてのキャリアがあったからこそ、女優業をすることになり、そして歌手になり…というように、24歳のときにはじめたモデル業は、新しい可能性を広げてくれた土台です。

―20代の頃と今、モデルとしての心構えは変わりましたか?

自分のことを美しいと感じること、自尊心を持つこと、自分の身体を愛すること、将来へ希望を持つこと、女性としての色気を感じることに、年齢などは関係ありません!

若いときは特に野望はなく、好きだからという単純な理由でモデル業をしていましたが、12年前にモデルを再開したときは、心が傷ついた痛みのリベンジ心が原動力になってスタートしました。人生で苦労する出来事は、リベンジすることで「勝利」にしてしまうというのが、モットーなんです。

20代のモデルが美しいのは当たり前で、正直、今のほうがモデルとして賞賛されていると感じています。

自分のことを美しいと感じること、自尊心を持つこと、自分の身体を愛すること、将来へ希望を持つこと、女性としての色気を感じることに、年齢などは関係ありません! 年代によってそのアプローチの方法は変わっても、根底の思いが同じでいれば、いつまでも美しくいれると思います。私自身も、生まれてから今まで、"スポットライトを浴びていたい"という思いが心の底にずっとあります。

―ターニャさんが幸せと感じるのは、どんなときですか?

自分の役割への責任も含めて、仕事が幸せをくれている

日常の一瞬一瞬が幸せです。大好きな友だちとご飯を食べているとき、PVの撮影をしているとき、ファンからの嬉しい言葉をいただいたとき、キャリアが向上していると感じたとき…。でも、これらは仕事ということを決して忘れたことはありません。ファッションデザイナーが心を込めて作った服やアクセサリーの宣伝をするということは責任があります。そういったことも含めて、この仕事が出来ることは大きな幸せです。

―今後の目標は…?

第1章の人生では「女性が男性のように働くことができる」ということを示せたと思うので、今の第2章の人生では「何かを成し遂げたいという決意があれば、年齢は関係ない」ということを実現していきたいです!

「自分の殻を破る行動を続けていくことで、思いもよらない道が開けていく」というターニャさん。そんな彼女の、人生という冒険を楽しむ姿勢が、いつまでも美しい女性として輝く秘訣かもしれない。

【ターニャさんから学んだ、タイムレスに輝く女性になるためのヒント】

・今、成功しないことは気にせず、自分を磨いていくことで、いつか倍以上の幸せとなる。

・行動をすることは、予想外の新しい扉を連鎖のように開いていく

・リベンジ心は、飛躍や成功するきっかけになる

・経験や冒険を重ねることを楽しむと、年齢を重ねてから美しくなる

フェイスブック:@Tanya Drouginska - artiste

ウェブサイト:http://tanya-drouginska.com/

撮影/Guillaume Malheiro スタイリスト/Aurore Donguy / Juliette Lécuyer メイク/Morgane Hilgers ヘア/Jean-Michel Faretraモデル /Tanya Drouginska@agence Silver 撮影協力/l'hôtel Raphael Paris

上から、ドレス/GRETA CONSTANTINE 靴/APERLAI ドレス/TONY WARD COUTURE FALL WINTER 2016/17 ドレス/JULIEN FOURNIE HAUTE COUTURE ドレス/YANINA COUTURE

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