ランチ後に職場に戻った後、急激な眠気に襲われた…という経験は誰にでもあるはず。そんな眠気を何とかしたいあなたに、コスモポリタン イギリス版から、栄養士サラ・シェンカーさんが教えてくれた、この食後の睡魔対策についてご紹介。

サラさんによれば、この睡魔におそわれる感覚は、食後に体が消化および代謝を行うため、血液が筋肉から消化器官へ向かっていくためにおこるそう。これは"吸収状態(または摂食状態)"と呼ばれ、食後、体が食べ物を消化し、栄養を吸収している過程なんだとか。

「消化活動は食べ物を口にいれたときから始まります。食べものが細かく砕かれて口から胃、腸へと下りていき、腸で栄養成分が吸収されますが、タンパク質や脂肪の吸収は小腸で行われ、炭水化物の吸収は口の中にある時点から始まります」とシェーカーさんは説明。肉や魚などのタンパク質と野菜の食事をしたときより、パスタやごはんなど炭水化物を食べたときの方が眠くなるのは、このためかも?

ただ、この炭水化物だけが睡魔の原因なのではなく、食事の量が多すぎることも関係するのだとか。

「調査によると、いつもより食事の量が多いときにこの症状が出やすいようです。例えば普段は昼食にスープやサンドウィッチを食べている人が(いつもより多い)2コースの料理を食べた場合、、より睡魔におそわれる可能性が高くなるのです」とシェーカーさん。

では、おいしい料理の誘惑に逆らえないけれども睡魔に打ち勝ちたい場合にはどうしたら良いの?

サラさんは、薦めるのは10分のウォーキング。ウォーキングは血液の循環をうながして食べ物の消化を助けるのだとか。

ソファから何とか抜け出してウォーキングすることが出来たら、あなたの体は眠気が覚めるだけでなく、カロリーも消費できて一挙両得?

※この翻訳は抄訳です。

Translation:Rubicon Solutions

COSMOPOLITAN UK