旅行で知らない場所に行くと、どうしてもツアーなどに頼りがち。でも、有名スポットを巡ること以外にも、旅の醍醐味はいっぱい。行きつけのカフェを作って地元の人みたいにくつろいだり、あてもなく散歩をしてみたり、時には何のプランもなしに旅先に飛び込んで、のんびりするのもいいかも? 

コスモポリタン アメリカ版エディターのヘリーン・ユングが、さまざまな固定観念を捨てた、新しい旅のスタイルを提案しています。

1.バスツアーには参加しない!

バスツアーにももちろんいいところはある。予定は管理してくれるし、チケットもご飯も用意してくれるし、優秀なガイドが観光地を案内してくれる。でももし、あなたが極度の人見知りで海外恐怖症でない限り、やっぱり自分で旅をする方がおすすめ。バスツアーではできない体験がきっと待っているはず。

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(ヘリーンがアイスランドで撮った1枚)

2.地元の友達を作ろう

例えば同郷の友人と一緒に旅行に出ると、それはそれで楽しいけれど、案外外の空気に触れられないもの。本当に地元の空気に触れたければ、その地で友人を作るのが一番。カウチサーフィンや民泊なんかもおすすめ。地元の空気は地元の人が一番よく知ってるから。

3.可能ならホテル以外に泊まってみる

ホテルは大抵、観光客の多い立地にあるもの。もし本当に地元の空気に触れたければ、ホテルではなく安宿やウィークリーアパートなんかも試してみては? また、宿泊先を探すなら、Airbnbがオススメ。ホテルより安い部屋を見つけられるし、観光客でごった返す街中よりも快適に過ごせるはず。

これで旅行の上級者?
Getty Images

「Airbnbで泊まった部屋の写真じゃないけど、イメージとしてはこんな感じ。リラックスできそうでしょ?」

4.公共交通機関を使う!

バスや電車を使うと、地元の人々と同じ目線に立てる。移動中の窓からは、観光地を見て回るだけでは発見できない景色が目の前に現れるはず。そこに住む人々のリアルな息づかいが聞こえてくる感じ。

5.ガイドブックを頼りにしない

便利だけど、そればかり頼りにしていたら旅の可能性が狭くなってしまわない? ネットもあるし、行き当たりばったりでもなんとかなるし、思いがけない出来事や人と出会えるかもしれない。身軽に、自由に旅をしよう!

6.常識的な旅人たれ

観光地や街を汚すなんて、もってのほか。無茶なことをやってまでして、SNSで"いいね!"が欲しい? 地元の人の考えや、その土地を尊重し、旅人としての常識を守りさえすれば、きっと歓迎してくれるはず。

7.地元の習慣や言葉を知ろう

せっかく来たんだから、地元の習慣や言葉を知ろうとすること。"こんにちは"、"こんばんは"などの挨拶を覚えるくらいなら、そんなに大変じゃないはず。発音が悪くたって気にしないで。頑張って話そうとしている姿勢から、あなたの気持ちも伝わるはずだから。

「アイスランドで、寒い日に私を乗せてくれたお馬さん。『Takk』(ありがとう)って現地の言葉で言ってみた」

8.地元の食べものを食べよう

現地には現地でしか楽しめない、本格的な料理がいっぱい。高級レストランになんか行かなくたって、その土地ならではの味わい深い料理や食材に出会える。せっかく来たのだから、わざわざファストフードチェーンに行かなくたっていいでしょ? 帰ったらいくらでも行けるんだから。

9.なじみのありそうな場所にいかない

これも同じようなこと。あなたと同じように旅行者で、出身も似たような人ばかりが集まるような場所へ行っても、ちょっと時間がもったいないよね。

10.タクシードライバーと話してみる

ちょっと警戒してしまう気持ちもわかるけれど、タクシードライバーは地元のことを知り尽くしているはず。特に安くて美味しいレストランとか! 楽しいアクティビティなんかも喜んで教えてくれるかもしれないよ。

11.地元の服装にトライしてみる

ものすごく寒い土地や暑い土地へ行くことがあるなら、試しに地元民と同じような服装をしてみるのもおもしろい。あと、地元の"ドレスコード"に合わせてみよう(私が行ったアイスランドでは、お出かけするときは基本シックな黒、とか)。気分が違っていいかも。

「アイスランドで滝を見に行ったの。写真のとおり、超寒かった!」

12.オフシーズンに行ってみる

オフシーズンは観光客が少ないので、まるで自分だけが異邦人になったような気分で、自由に羽を伸ばせるのが魅力。騒々しくないし、異国に触れているという感覚が増すはず。

13.その土地ならではの名所にも、あえて行ってみる

時にはあえて観光名所に行ってみよう。だって本来は観光客なんだから、超メジャーな観光地にも行ってみたいでしょう? 例えばニューヨークに一度も行ったことがないのなら、タイムズスクエアに行ってみたいと思わない? ベタでもクールな場所はやっぱりクール。

14.完璧な旅人であろうとしない

わからないことや、知らないことは積極的に聞こう。知らない土地なんだから、恥ずかしいことなんてないでしょ。それに直接聞くことによって、ガイドに載ってない情報が得られるかも。

「アイスランドで見た夜明け」

15.さまようこと。予期せぬ出会いも旅の醍醐味!

さまようこと、迷うこと、予定の道から外れることを恐れない。旅人なのだから回り道して当たり前。お気に入りのカフェを見つけたら少し長居してみたり、あえて遠回りしてみたり。あの角を曲がったら何に出会えるだろう。誰が待っているだろう。そんな旅はきっと、忘れられない思い出になるはず。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Captain & Me, Inc.

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