今、世界で愛されている日本の食材はコレ♡
かつて、日本食材はわざわざ市の中心部の専門店か中華食材店、日系スーパーで買うものというのが、海外在住日本人にとって常識でした。もともとヨーロッパで日本食は、"食に関心のある人たちのもの"というイメージが定着していたものの、近年、ベジタリアンや健康や美容への関心が高い層、アレルギーに悩む人たちからの注目が高まり、高タンパクで低カロリーな日本食材がどんどん欧州の食生活に浸透。
今や、欧州各地で手軽にスーパーで日本の食材が手に入る時代に。大好物がサンドイッチではなく「お寿司!」という子供まで増え、ラーメンも現地で生産されるようになりました。さらにオーガニック専門店に行けば、お豆腐や味噌が手作りできるキットも売られています。さらに、昨今は内側からキレイになるために、日本食や日本食に使われている食材に注目する人達も多いよう。
そこで、今回イギリスの普通のスーパーを訪ね、そこにそんな日本食材があるのかをチェック。定番化されつつある、日本の食材をご紹介します!
和食、中華のセレブシェフに加え、デリア・スミスなどのイギリスの人気料理研究家たちが醤油を使った低カロリーに仕上がるレシピを公開し、人気に拍車をかけているよう。各メーカーで醤油を生産し始めているけれども、キッコーマンの醤油は、今やどこでも見つかるスーパーマーケットの定番。大型スーパーでは大きなボトルも取り扱ってるけど、よく見かけるのはこの小さなボトルで、ひと瓶370円程度。
意外にも、若い世代に人気なのがお味噌汁。醤油に比べてたんぱく質も多く、かつ普通のスープよりカロリーが低いのもポイントが高い。輸入のお味噌だけでなく、最近は現地生産のものも見かけるように。スーパーによっては、インスタント味噌汁を扱っているところも。こちらはひと瓶500円弱のオーガニック味噌。
近年爆発的に増えたと言っても過言ではないヴィーガン(動物性のものは一切口にしないベジタリアン)。実は動物性のゼリーはヴィーガンにとっては食べられないものの1つ。彼らにとっての強い味方が寒天(Agar)なんです。最近は寒天を使ったレシピにもバラエティが出てきました。
寿司人気にともなって、海苔は一気にどこでも手にはいる食材に。そして大規模スーパーならワカメも手に入るようになりました。中華食材店に行くと、水に浸すだけで海藻サラダが作れるミックスも売っています。大手スーパーM&Sでは枝豆と海藻の入ったスーパーサラダを発売。健康志向の人たちに人気を博しています。
時々大型のスーパーで見かけるようになった冷凍のむき枝豆。が、それが買えなくてもお惣菜コーナーで枝豆サラダや枝豆を使ったお惣菜を見かけることが増えてきました。高タンパクで味わいの深い枝豆の人気は徐々に広がっています。
基本的に脂分の低い調理法で、かつビタミンB1が多く含まれる蕎麦は、美味しいだけではなくダイエットや健康志向の人たちの強い味方。イギリスではサラダなどにしてドレッシングで食べたり、パスタのように調理したり、野菜や肉と食べるレシピも。
決して低カロリーではないけど、ポテトチップやスナック菓子の代用としておせんべいを好む人も。こちらは現地生産のチリ風味のおせんべい。
数年前までは白いマッシュルーム以外にはほとんど手に入らなかったキノコ類。それが数年前からシイタケが定番化するようになり、最近では、シメジ、エリンギなどもちらほら見つかるように。近所のスーパーでは「エキゾチックマッシュルームミックス」に舞茸も入っていました。
カリウム、ビタミンCが豊富な柿は、ヨーロッパのフルーツコーナーの新定番。数年前からあちこちで見かけるようになりました。
イギリスの人気料理家、ジェイミー・オリバーも大好きなユズ。多くの場合はライムで代用しているようですが、こだわりの食材が多い「Waitrose」というスーパーでは、オリジナルのユズジュースが手に入ります。
ベジタリアンの救世主と言っても過言でないのが、豆腐。硬めに作ってお肉やチーズのようにして食べたり、プルプルの絹漉しをお味噌汁に入れたり、厚揚げのようにしたり、ナッツやゴマの入ったものが発売されたりと、とにかく万能。こちらは現地のスーパーで買える紙パックのもの。自然食品店に行くと、真空ビニールパックに入った硬めのものなども売っており、中にはくるみやアーモンドを入れるなど、日本人にはない発想の商品も。
ビタミンが豊富でコレスレロール値を下げ、肥満や糖尿病の防止効果があると言われる緑茶は、欧州でも人気がうなぎのぼり。専門店も次々にできているけど、普通のスーパーでも緑茶を扱うところが増えてきています。
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