記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がCosmopolitanに還元されることがあります。
模様替えって意外と難しい…。だからこそ、「おしゃれな海外女子のお部屋が見たい!」というわけで、3カ国の女子の部屋へ潜入!
ビーチは自転車ですぐ! 夢の"カリフォルニア"Myルーム
【ロサンゼルス】ロゼラ(31)、インテリアデザイナー
「ここは1年を通して温暖な気候なの。幅広いアクティビティが楽しめる西海岸ライフが大好き!」。そう話してくれたのは、アーティストが集まるスタジオでインテリアデザイナーとして働くロゼラ。
今回披露してくれた彼女の寝室は、15平米の小さなスペース。そこを素材や色を駆使した類い稀なバランス感覚で、魔法のようにラグジュアリー空間に変えた彼女のプロ技をご覧あれ!
ロゼラの部屋ができるまで…
――部屋のコンセプトは?
モダン・フレンチ・シーサイド
私は海が大好き。だから部屋にも「海辺の静寂な空気感」が反映されていると思う。
それにベッドルームは「エナジーチャージする空間」。そのことを軸に、清潔感溢れるオブジェや家具を選んだわ。また、昔パリで暮らしていたことがあって、ちょっとフランス的な要素も混ざっているかも。
――今の部屋ができるまでの手順は?
1.寝室のメインは「ベッド」。そのことを念頭に、他はこだわりすぎない
2.クリーンな印象にする秘訣は、リネンを「白」で統一
3.温かさを加えるため、ヴィンテージの絨毯とデスクを配置
4.色彩をプラスするために、アート作品を飾る
5.リトリートな雰囲気を出すため、素材にこだわった椅子を置く
インスピレーションの源&オススメSHOP
――お気に入りの家具やオブジェは?
・ガラス製の棚
オランダ在住のデザイナー、ジャーマン・エルミックスの作品。彼は1枚のガラスに様々な色彩を調和させる凄腕の持ち主で、作品の大ファンなの。
・妹が撮影した"故郷の海"の写真
フォトグラファーの姉が、故郷 バハ・カリフォルニア(メキシコ)の海の写真をプレゼントしてくれて。朝起きて、写真の中の生まれ育った町の海を眺めると、心が温かくなるわ。
――参考にしているインスタグラムのアカウントは?
デザインを取り扱うオンライン雑誌「Design Milk」のアカウント。世界中のモダンデザインの写真が美しい。
ハイセンスなデザインや建築を掲載する雑誌「AD magazine 」フランス版のインスタグラム・アカウント。
コペンハーゲンとニューヨークで活躍するクリエイティブ・ディレクター、オリヴィエ・グスタフのアカウント。
――お気に入りのお店を教えて!
ウエスト・ハリウッドにあるギャラリー兼ショールーム。世界中からユニークでハイセンスな作品を取り入れている。
主にオンラインで家具などを販売しているブランド。デンマークのデザイナーが手掛けた家具を購入できる。部屋にある多くの家具はここで入手したもの。
ハリウッドヒルズにある1950年代に建てられた一軒家を使用したショールーム。部屋の中に、エッジのきいた家具やオブジェが展示されている。
色と素材で遊ぶ、「見せる」収納
――収納の際に、上手に「見せる」コツはある?
まずはじめにベースとする色を選んで、いろんな素材のオブジェを加えていくこと。
私の場合は、Joseph Dirandがデザインした洗面台に、バランスをとって小物を見せているわ。その時のポイントにしてるのはこの3つ。
・同じ素材のアイテムを一緒に並べる
・ランプを置いて、華やかさをプラス
・柔らかい印象のテクスチャーを加えるため、ヴィンテージの本を置く
花束とキャンドル、音楽が醸し出す「幸せ」な空間
――部屋の印象を一瞬で変える「魔法の技」はある?
自己流フラワーアレンジメント
新鮮な花は部屋にグッと色彩や華やかさを加えてくれる。休日の朝は早起きをして、フラワーマーケットへ行くのが習慣。家に帰ってからお花をアレンジして飾るのが、幸せな瞬間なの。
――極上の「家時間」は、どんな過ごし方?
長い1日の終わりに、Le Laboのキャンドル「santal26」を灯して部屋中をレザー調の香りで満たし、お気に入りの曲をかける。ベッドでリラックスしながら自由にインスピレーションをノートに綴っている時間が私にとって大切な一時。
活気溢れるナポリの街の、シンプルなMyサンクチュアリ
【ナポリ】ミア(23)、ファッションフォトグラファー
中世の教会、陽気な南イタリアの日常、美味しいピッツェリアなどポストカードのような風景が広がるナポリ。そんな活気溢れる街を拠点に写真家として活躍するミアの部屋は、オアシスのように静かな空間なんだとか。
アートを愛する彼女に創作意欲を与える部屋をチェック!
インスピレーション源&オススメSHOP
――お気に入りの家具やオブジェは?
アナログカメラ
私の才能を信じて、夢を応援してくれる父からのプレゼント。デコレーションとして棚に飾ってるの。
レコードプレーヤー
これも父からもらったんだけど、レトロな雰囲気が気に入ってる。このレコードプレーヤーから流れてくる60年代、70年代、80年代の曲を聴くと、心が温かくなるわ。
――参考にしているインスタグラムのアカウントは?
シンプルなスカンジナビア風のインテリアが素敵なアカウント。
ハンドメイドのデコレーションが参考になる、ポーランドのママ・インスタグラマー。
クリーンな印象の、「白」が基調のインテリアが美しい。
――お気に入りのお店を教えて。
世界中の新星インテリアデザイナーの作品をオンラインで販売しているサイト。価格もお手頃。
イタリア国内外のデザイナーが手掛けた家具やオブジェが購入できるオンラインブティック。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がCOSMOPOLITANに還元されることがあります。
オブジェは蚤の市で購入。パリジェンヌ流ライフスタイルが凝縮された部屋
【パリ】クロエ(27)、プレス
ファッションブランド「Fête Impériale」でコミュニケーションの仕事をしているクロエ。そんな彼女が暮らすのは、パリ10区のレピュブリック広場近くにある45平米のアパルトマン。近所にはオシャレなカフェやショップが並び、散策するのが楽しいエリアなんだとか。
パリジェンヌのエスプリが感じられる部屋へ、いざ潜入!
インスピレーション源&オススメSHOP
――お気に入りの家具やオブジェは?
・ガレージセールで見つけた60年代のランプ
上部がニット素材で、下部が磁器製のランプ。ある日曜日の朝にパリを散策していたら、ガレージセールでたまたま発掘したの。
・ピラミッド型のオブジェ
ガラスと黄銅でできたピラミッド型オブジェは、彼がメキシコ旅行のお土産にくれたもの。本来は植物や花を入れるものなんだけど、なんとなく空にしているのが好き。
・南仏とコルシカ島のドライフラワー
家族が今南仏で暮らしていて、プロヴァンスのラベンダーをもらったの。それと私はコルシカ島が大好きだから、島の名産の黄色の可愛い花、イモーテルも飾っているわ。
――参考にしているインスタグラムのアカウントは?
タイムレスな素材やデザインが美しいオブジェを販売するショップのアカウント。
パリにあるクリエイティブ・スタジオのアカウント。ハイセンスな世界観が参考になる。
ロンドンにあるクリエイティブ・ディレクターのエージェンシー。ファッションとインテリア、両方のインスピレーション源になる
――お気に入りのお店を教えて。
パリの蚤の市での買い物は、いつもワクワクするわ。一方で、リネン類や食器は「ZARA HOME」で買うこともあるわ。