旅行では、その土地のヘルシーな食スタイルを体験するのが私流。リサーチもしていきますが、地元の人に聞いたり、散策中に素敵なお店を見つけることも多いです。今回は仕事も兼ねて、タスマニアとシドニーへ。タスマニアではたっぷりの新鮮野菜、シドニーではグルテンフリーやシュガーフリーフードを堪能! おしゃれなお土産ショップもご紹介します♡
DAY1:朝食/コーヒー&デニッシュ@ベーカリー
撮影でスタイリングのお仕事があり、バカンスも兼ねてタスマニアのホバートへ。タスマニアは豊かな土壌とクリーンな環境を持つ島で、新鮮で美味しい食材が揃うことで有名。ローカル野菜が食べられることを楽しみに来ました。
一日目の朝は少し早起きして、彼おすすめのPigeon Whole Bakersというおしゃれなベーカリーカフェへ。材料にこだわって丁寧に作られているパンが人気で、ショーケースを覗くと新鮮そうなフルーツを使ったパンがたくさん並んでいました。ドリップコーヒーとりんごのデニッシュひとつを彼とシェア。りんごはお腹の調子を整えてくれるので、よく朝食に選びます。
モナ美術館
その後はフェリーに乗って、MONA(モナ美術館)へ。ここはは多くの友人から勧められてずっと行きたかった場所。大富豪のデイヴィッド・ウォルシュが設立した美術館で、なんとテーマは「死とセックス」。入口からエレベーターで地下に降りると洞窟のような空間が広がっていました。展示されている作品はユニークなものばかり! どこにいるのか分からなくなるような建物のつくり自体も面白く、今まで経験したことのない美術館でした。
鑑賞後は併設されているカフェへ。
DAY2 :朝食/ココナッツヨーグルト@ファーマーズマーケット
早朝に小さなファーマーズマーケットへ。タスマニアのローカルフルーツのソースがかかったEden Pantryのココナッツヨーグルトを食べました。 選んだのはブルーベリー味で、砂糖不使用なのが嬉しい! ファーマーズマーケットは朝早くに行くと空いていて、お店の人に商品のこだわりなどをじっくり聞く事ができるのでオススメです。フルーツのフレッシュな甘さに元気をもらって、撮影の現場に向かいました。
DAY2:昼食/ロースト野菜サラダ@カフェ
撮影のブレイクランチはPigeon holeというカフェで。 タスマニアのWeston Farmで栽培されたオーガニック野菜が味わえます。私は本日のスペシャルメニューから選んだ「ビートルートのピクルス、ブロッコリー、アスパラガスが入ったレンティルサラダ ラブネ(チーズのような水切りヨーグルト)&デュカ(ナッツとスパイスでできたクランブル)のせ」。しょっぱくないのに味わいがあって、盛り付けも美しく理想的なカフェご飯でした♡
タスマニア博物館&美術館
撮影が終わって、かけこんだのが彼おすすめのTasmanian Museum and Art Gallery(タスマニア博物館&美術館)。タスマニアの歴史が分かる絵画もあれば、モダンアートもあり、剥製などが置いてあるタスマニアの野生動物のコーナーは子供に戻ったような気持ちで楽しみました。私も彼も大好きなアーティスト、オーストラリアの自然に魅了され、それをテーマに作品を作っているジニー・ベーカーの作品も見る事ができて大満足でした。
DAY2:夕食/チャイティー@バー
ランチのボリュームが結構あったので、夕食は美術館近くのおしゃれなバーでチャイラテだけ注文。 チャイはシナモンとジンジャーが入っていて血糖値を安定させ、消化促進作用が期待できるので、よく飲んでいます。頼む時は必ず、パウダーなどでなくちゃんとフレッシュな葉っぱで淹れるものか確認。
ホテルへ戻ってシドニーへの移動に備えます。 今回泊まったAlabama Hotel(アラバマホテル)は、タスマニアのホバートをベースに活動するアーティストTom O'Hearnを始め、ローカルアーティストのアートで溢れています。クッションから照明まで全てがアーティスティックでした!
DAY3 in シドニー:朝食/フルーツのせポリッジ@部屋
ファッション撮影のためにシドニーへ! シドニーはスーパーフードなどは浸透しきって、むしろベーシックなヘルシー食材がトレンドであることをリサーチ。どんなごはんが食べられるか楽しみにしていました。
ここではAirbnbを利用してキッチン付きのおしゃれな部屋に宿泊。キッチン付きだと、ランチが重めになってしまっても夕食は軽めに料理、なんてことができるので、1日の食事バランスをとるのにとってもいいです。ところがキッチンが壊れていることが発覚! でもお湯ですぐもどせるクイックオーツで「フルーツをのせたポリッジ」をつくってヘルシー朝ごはんに。その後はハーブドリンクを飲みながら植物園のロイヤルボタニックガーデンへ。
DAY3:昼食/シンプルサラダ@Bills
ランチは彼の古い友人、ヤナさんを訪ねにボンダイビーチへ行き、ヤナさんお気に入りのBillsでランチ。私はヒヨコ豆のサラダとチャイを頼みました。ヤナさんは実年齢よりかなり若く見えてびっくり! お酒が大好きでそれが若さの秘訣だそうですが、飲むのは添加物不使用もののみと聞いてちょっと納得?
DAY3:夕食/ミニタコス・ミニコーン・ミニバーガー@レストラン
ビーチで泳いだ後は、お気に入りのオーガニックカフェで食べるはずが、営業時間外…。でもBondi Hardwareという雰囲気の良いレストランに出会いました。いつも外食ではバーガーなどの高カロリーなものよりシンプルな野菜料理が中心ですが、せっかくなのでカロリーなどを気にせずレストランの人気メニュー「ヒラマサのセビチェ タコス」「コーングリル」「ココナッツチキンのスライダー(ミニバーガー)」を注文。一つ一つのボリュームが控えめで、苦しくなく楽しめました。
DAY4:朝食/ターメリックラテ@カフェ
この日は撮影! 朝はお気に入りおオーガニックカフェGathered Kitchenでターメリックラテを飲んでスタート。アーモンドミルクをベースにフレッシュバナナ、ターメリックなどが入ったスムージーのようなもので、けっこうお腹にたまりました。撮影前は普段より早めの時間に朝食をとることが多いので、スムージー系のドリンクで手早くエネルギーチャージ、ランチはしっかり食べてバランスをとることが多いです。
DAY4:昼食/ベトナミーズサラダ@カフェ
撮影後はTRAMSHEDSというおしゃれなフードモールで、友人と集まってランチ。どのレストランも美味しそうで迷ったけれど、Mamas Buoiというベトナミーズ料理に決定。私はGoi Vietというサラダと、食事に合いそうなジャスミン茶にしました。サラダにはキュウリやモヤシ、キャベツ、ニンジン、エビのグリルが入っていて、甘酸っぱい味付けと食感の良さに満足。クリスプは予想外でしたが、野菜をのせてサクサク美味しく食べられました。
ショッピングタイム
撮影が終わって、午後はローズベリーにある、おしゃれなインテリアショップやカフェが集まる大きな倉庫施設Canneryでショッピング。Fenton&Fentonというインテリアショップは、創設者の女性が自身の世界中を旅した経験からインスパイアされて作ったお店で、旅好きの私としては憧れの存在。ここで開かれているギャラリーでは、おしゃれなインテリアに囲まれて夢のようでした♡
DAY5:朝食/ロードーナツ@カフェ
BREWTOWNというカフェで白砂糖&グルテンフリーの「チョコレート ロードーナツ」とラテを頼んで甘い朝食。ここまでフリーだと正直美味しくないのでは…と思うかもしれませんが、さすがヘルシー食文化の進むシドニー! カカオの味がしっかりしていてリッチな味わいでした。
DAY5:昼食/ベジパイ@ファーマーズマーケット
CARRIAGEWORKSのオーガニックファーマーズマーケットへ。おしゃれだし、並んでいる商品の質もよくて、今まで行ったマーケットの中でベスト! ランチはグルテンフリー専門店Kitchen greenのヴィーガン料理ベジタブルパイを食べました(写真を撮り忘れました…)。グルテンフリーと言われなければわからないほどサクサクなパイ。今までにない本当に美味しいグルテンフリーの食事を作ろうということで始まったベーカリーだそうです。シドニーのグルテンフリー料理は進んでいることを実感!
DAY5:夕食/エチオピアン料理@レストラン
滞在先に戻り、近くの気になっていたレストランAbyssina Ethiopian Restaurantへ。Vegetarian Combinationというプレートメニューを注文。ビートルートのマリネ、スパイシーだったり、甘めのソースで柔らかく煮込んだインゲンやニンジン、レンズ豆など、レパートリーに富んだ野菜料理がのっています。それらをエチオピアの主食、クレープのような「インジェラ」に包んで食べるのですが、柔らかいのに程よいコシがあって感動! お店で丁寧に発酵させた先祖代々のレシピだそうです。ちなみに材料のテフ(イネ科の穀物)はミネラル豊富で注目のスーパーフードです。
シドニーでのごはんは、何かをヘルシーなものを加えるというより、余計なものを抜いてシンプルにしていると感じました。白砂糖やグルテンを使わない、様々なフリー食材がとっても簡単に手に入ることも印象深かったです!