今年15年目を迎える「世界のベストレストラン50」は、グルメ・トレンドを牽引する大きなイベントとして、今や世界中のフーディたちが注目している。今年の会場に選ばれたのは、オーストラリア・メルボルン。発表の場となったロイヤル・エキジビション・ビルディングには、各国からレストラン関係者やジャーナリストが集まった。
そんななか、見事栄冠を手にしたのは、ニューヨークにあるレストラン、「イレブン・マディソン・パーク」。
スイス出身のシェフ、ダニエル・ハム氏のオリジナリティあふれる料理やユニークなサービスが人気の店だ。アメリカのレストランが1位を獲得するのは、2004年の「フレンチ・ランドリー」に次いでこれで2度目。世界のカルチャーの中心となるニューヨークからベスト1レストランが選ばれたのは、アメリカのグルメたちにとっても誇らしいことに違いない。アジア勢では、「アジアのベストレストラン50」で3年連続1位を獲得したタイ・バンコクの「ガガン」が昨年の23位から順位を上げて7位に、シンガポールの「レストラン・アンドレ」が14位に選ばれた。
日本からは、東京の「NARISAWA」が18位、同じく東京の日本料理「傳(でん)」が45位に入賞している。
今年は22か国から50のレストランがランクイン。世界の食文化の多様性が表れる形となった。さあ、注目のレストラン、まずはどこから行ってみる?
「世界のベストレストラン50」の詳細については公式サイトでチェック!
※この翻訳は抄訳です。