ドライシャンプーのブランド<COLAB>を立ち上げ、ブログメディア<A Model Recommends>を運営するルース・クリリーさんは、美容知識の宝庫のような人。モデルとして大活躍のキャリアを遂げた後、美容ブログのライターに転身したそう。

6年で2つのブログを立ち上げ、YouTubeチャンネルを持ち、ヘアスタイリング商品開発を手掛けたルースさんは、いまやカリスマビューティブロガー。彼女の美容ビジネスにおける成功への5つの教訓について、コスモポリタン イギリス版が直撃!

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1.先を見据える

「(2001年から)ずっとモデルの仕事をしていく中で、周囲がだんだん自分に飽きていることに気づいたんです。モデル業を今後も続けていくにはパリに移り住まないといけないというような段階に来ていたとき、逆に自分自身はそろそろ落ち着きたいな、と思っていました。私は昔から美容が大好きでした。10代の頃は貯めたお小遣いを全部はたいてディオールのスキンケアを買っていましたね…。そんな中、モデルの仕事を通じて、雑誌に書いていないような様々な美容のコツや裏技を覚えました。加えて、大学院でクリエイティブ・ライティングを学んだ経験があったので、ビューティーブロガーへの転向はすごく自然なもので、自分がこれまで身につけてきたことをシェアできる場ができたという感じです」

2.自分の強みを見つける

「私がモデルとして活躍していた頃、まだドライシャンプーはほとんど表には出ていなくて、どちらかというとヘアスタイリストさんたちが裏方で使う秘密兵器みたいなものでした。いざそれが売り出され始めたとき、人々が求める透明感のあるシャンプーと、市場に出ているものとの間に大きなギャップがあることに気づきました。私も、自分のブロンドがアッシュ色に変わってしまったりせず、脂っぽさがきれいになくなって見えるドライシャンプーが欲しくて、自身の商品<COLAB>を手掛けるに至ったんです」

3.個性が自分を際立たせる

「友人にもらった今までで一番のキャリア・アドバイスが"君は1人しかいないということをいつも忘れないこと"でした。これからブロガーとして活躍したいと思っている人には、ぜひこの言葉を贈りたいです。同じようなことをしている人は何千人といるかもしれないけれど、"あなたらしい人"はあなただけであって、それが個性となってあなたを際立たせてくれるはず」

4.パッションを追い求める

「分野の幅をさらに広げるとすれば、本当に情熱を感じるものが見つかったときにしようと考えています。この世には数え切れないほどの美容グッズが出ているし、すでにあるものを再び手掛けようとは思いません。それをするんだとしたら、市場に隙間的な需要があって、私自身がパッションを持って取り組めるものだけです」

5.自分自身に(また、お客さんにも)正直でいる

「この仕事をやっていて一番誇りを感じた瞬間を1つ選ぶのは難しいですけど、街を歩いているときに声をかけられて『ブログ読んでるよ』とか『ビデオ見てるよ』と言われるのは、純粋に嬉しいですね。彼らなしには、今の私はないと思っていますから。

私が商品についてレビューを書くとき、いつも読者のみなさんのことを考えます。本当にクリーム1つに200ポンド(約27,000円)も使うだろうか? 私の友達の中には10ポンド(約1,300円)だって高いという人もいるのに、良い商品が山のように出ている中で200ポンドのクリームは本当に買う価値があるだろうか?って」

この翻訳は、抄訳です。

Translation: 名和友梨香

COSMOPOLITAN UK