世界を旅する「トラベルライター」って、どんな仕事?

現役トラベルライターが教えます。

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トラベルライターという肩書を近年よく耳にするけれど、どうすればその仕事に就けて、普段はどんな働き方をしているのか、「興味ある!」という人は結構いるのでは?

そこで、コスモポリタン イギリス版の旅行ジャンルを担当するフリーライター、アマンダ・ステイサムがトラベルライターになるまでの経緯を綴ったエッセイを、コスモポリタン イギリス版から紹介。現役ライター直伝のアドバイスは、同じ仕事を目指す人にとって、きっと大きなヒントになるはず!

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トラベルライターを始めたきっかけ

「若い頃からジャーナリストになりたいと思っていましたが、もともとは報道の方に興味がありました。なので、学位を取得した(ニューカッスル大学にて、政治学専攻)後、1年間大学院でジャーナリズムを学び、それから2年間地域の新聞社で働きました。

しかし、当時任されていた死亡者遺族訪問のインタビュー担当があまりに辛く、ちょっと方向性を変えてみようと、ファッション雑誌のエディター職に応募したんです。

2年後、ロンドンの『You & Your Wedding』誌でフリーランスのスタイル・エディターとして働き始めました。初めてのプレスツアーでパリのジョージ・V・ホテルを訪れた時、そのあまりの美しさに惚れ込み、ジャーナリズムの中でもトラベル分野が自分にぴったりなのではないかと思うようになりました」

「ロンドンに戻ってすぐ、私の担当編集者にハネムーン企画をやらせてくれないかと頼み込みました。彼女は通常業務と平行して行うこと、また追加報酬なしの条件で、連載を許可してくれました。私はそのチャンスに飛びつき、気づけばその後のキャリアアップに必要となる、あらゆるトラベル系PRや関係者のリストを収集して、とにかくがむしゃらに1つでもたくさんの記事を書き続けました。

その後幸いなことに、過去に記事を数本提供させてもらった経験と、現職のトラベルエディターが退職したタイミングが重なって、コスモポリタンにヘッドハンティングしてもらいました」

生計の立て方

「フリーランスのトラベルライターとして仕事をしていくのは、なかなか厳しいものがあります。というのは、志願者が大勢いるにもかかわらず、トラベル記事を掲載している媒体はさほど多くないからです(しかも無報酬のものも多い)。

でも私の場合は、ハネムーンという強みがあったので、各出版社がラグジュアリー系やロマンチック系の旅行特集を求めている際に声をかけてもらうことができました。

それ以外では数年に渡って、いくつもの編集部を渡り歩いてきた経験とパイプのおかげで、生計はなんとか立てていけました。今も色々なメディアで記事を書かせてもらっています」

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よくある1日の様子

「ルーティーンワークではないので、"よくある1日"というのがあまりなくて、むしろこの仕事のその点が気に入っています。例えば1週間のうち、ある日はモルディブで新しいホテルのオープニングセレモニーに参加し、別の日は市街で芸能人の取材をしていたりします。

でもどこにいても、1日の始まりはたいていメールへの返信から始まります。PR会社からの新ホテルオープンの報告、プレスツアーの連絡、トラベル協会からの会報、イベントへのお誘いなどを含むメールが、1日最低50通は届きます。

コスモポリタンのトラベルエディターとしてのポジションは非常勤ですが、それ以外にも毎日やることはたくさんあります。例えば、ファッションチームと一緒にホテルのロケハンをしたり、ジャーナリストさんの旅行手続きをしたり、PRの人とミーティングをして新しい企画の相談をしたりしています」

この仕事の醍醐味

「やっぱり"旅行"ですかね。台湾沖の緑島を訪れたり、小さな航空機でエベレストを上空から眺めたり、ガラパゴス諸島でサメと泳いだり…この仕事をしていなかったらきっと一生行くことのなかった、様々な場所へ行かせてもらいました。本当に光栄なことですし、決して当たり前なことだと思わないようにしています。

旅行以外だと、私は文章を書くのが大好きなので、毎日それができるのも幸せです。加えて、本やガイドブックを出版したり、ラジオやテレビに出演したり、講義をするために呼ばれたりなど、夢にも思わなかった色々な機会も与えてもらいました」

この仕事を目指す人へのアドバイス

「少なくともキャリアの初期段階で、1つの国でも旅行のジャンルでも何でもいいので、ある分野をとことん極めることを強くオススメします。

旅行に行って、それをある程度のお金にする方法と言えば、なるべくたくさんのメディアに記事を売り込むことに尽きるので、とにかく今のうちからコネクションを増やしておくことが大事です。また、どこに売り込むかも工夫して考えた方がいいですね。国内の媒体だけでなく、海外のメディアや、機内誌、ウェブメディアや専門誌など、可能性はいくらでもあります。

そして、ソーシャルメディア(TwitterInstagram)にも遅れないようについていくことが重要。これらはトラベル業界でも本当に役に立ちますよ」

この翻訳は、抄訳です。

Translation: 名和友梨香

COSMOPOLITAN UK

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