留学をしたい! でもできれば日本人の少ない場所で…と願う人は少なくないはず。街としては魅力的でも、ロサンゼルスやハワイのような人気留学先は、語学学校にも日本人が多くて結局あまり英語は上達しなかった…なんてことも。
ということで今回は、外国ムードたっぷりで、しかも英語の勉強にもなる穴場留学先を大手留学エージェント「留学ジャーナル」の留学カウンセラー、青木さんに直撃取材! 語学学校から留学先のステイ先手配、そして留学についてのイロハを記した雑誌の販売なども行っている老舗だからこそ出せる、目からウロコの穴場留学先をご覧あれ!
イチバンのオススメは「マルタ共和国」
マルタ共和国は、イタリアのちょうど下に位置する地中海に浮かぶ小さな島。日本ではまだ知名度は低いものの、ヨーロッパ屈指のリゾートとして多くの観光客が訪れている場所。そんなマルタ共和国の公用語は、なんと英語。生粋のローカルでもマルタ語よりも英語を話す人の方が多いんだとか。
オススメの理由は、やはりその知名度の低さによる穴場感。日本人が多い場所だとどうしても日本人同士で集まってしまって「なかなか英語が身につかない」という声が多く挙がるが、その点マルタ共和国はヨーロッパ語圏の留学生が多いため、現地や他国の留学生たちと存分に触れ合うことができるという。
また、人口40万人ほどの小さな国とあって、街の雰囲気もとても穏やか。海も美しく、「旅行感覚で留学を楽しみたい」という大人にも最適な場所なのだ。「留学ジャーナル」では、「セントジュリアンズ」と「スリーマ」という2都市への留学を紹介。バーやクラブなどナイトライフを楽しみたい人には都会的な街「セントジュリアンズ」を、静かにまったりと過ごしたい人には「スリーマ」がおすすめ!
さらなるマルタ共和国の魅力は、日本国籍の場合90日以下の滞在ならビザが不要という点。EU加盟国でもあるので、留学中は入国審査不要でヨーロッパ内を旅行でき、バカンスも充実すること間違いなし。宿・学費を除けば2週間の生活費は7万円ほどと、物価も日本とあまり変わらないっていうのも嬉しいところ。
文化を学びたい人は、アイルランドへ!
その国の個性を存分に味わいたい人にオススメなのが、ケルト文化が色濃く残るアイルランド。古い町並みに残る歴史的建造物やケルトの伝統音楽など、日常的に芸術に触れながら英語力を高めることができるという恵まれた環境なんだとか。
また、イギリスよりも物価が安く、フレンドリーな人柄も魅力的。冬は霧っぽい日が続くため、景色を楽しむなら断然夏がおすすめ! 英語はイギリス発音に近いものの、アクセントは少し強め。日本人がきわめて少ないので、英語が上達したいなら迷うなかれ。
リラックス目的で人気急上昇中のサンディエゴ
「ビーチ沿いの街でまったり留学したい」という人にオススメするのが、アメリカ・カリフォルニア州のサンディエゴ。ロサンゼルスから車でわずか2時間ほどながら、街の雰囲気も人々ものんびりしていて過ごしやすさ抜群。
アジア系からヒスパニック系、アフリカンアメリカンなど、アメリカならではの人種の豊かさで、異文化交流を楽しむ場としても最適。日本人には耳馴染みのあるアメリカ英語と、とことんリラックスできる環境下で、心を癒しながら半分バカンス気分で英語力を伸ばすのも良いかも♡
オーストラリアでしっかり学ぶならヌーサ
日本人の留学先として人気が高い、オーストラリア。都会のシドニーや、世界一住みたい街ランキングの常連でもあるメルボルンが多くの日本人留学生で賑わう中、穴場として青木さんが勧めるのが「ヌーサ」。
サーファー人気の高い「バイロンベイ」と並び、オージーたちが「住みたい場所」として選ぶヌーサは、人口5万人という海沿いの小さな町。言わずもがな日本人の少ない街なので、英語力が鍛えられること間違いなし!
小さな都市ながら、大型ショッピングモールなどの施設もあり、暮らすには不自由しないのでご安心を。日本の夏休みをつかってオーストラリアに訪れる場合は、冬真っ盛りのシドニーに比べると温暖でカラッとした気候が心地よくオススメ!
この記事を通して行きたい街が見つかっても、「留学するには長期休暇をとらなきゃ…」と考えている人も少なくないはず。今回お話を伺った「留学ジャーナル」では、1週間から通える超短期留学も多数用意。出張がてら1週間の休暇を付けて「ついで留学」をする人もいるんだとか!
時代と共に変化を遂げる留学のカタチ。これまで留学を夢見ながらも諦めてきた人、旅行しながら学びたいなと思っている人、この記事を通して行きたい街が見つかった人は、是非この機会に留学を検討してみて。