英語力、サービス精神、美しい容姿が求められる客室業務員はまさに高嶺の花の職業。でも、華やかなイメージの裏には、知られざる苦労話がきっとあるはず! そこで、客室業務員のベス・ウィンザーが語った知られざる裏側をコスモポリタン イギリス版からお届けします。

英国航空など複数の航空会社で4年間勤務した経験のある彼女。そんなベスが<The Telegraphジャングルで遭難した場合のナビゲーション術、シェルターの建て方、SOS信号の送信法、安全な飲み水の確保の仕方などを含む、客室業務員になるための研修内容を語っていますが、数々の裏話の中でも衝撃的だったのは、客室業務員は体重増加が厳禁であるということ。それは会社のルールだという。

「制服を手渡されたら最後。体重が増えたとしても、大きいサイズの制服をリクエストすることはできません」。きっと航空会社は異なるサイズの制服を用意することによる経費を避けたいんだろうけど、加齢に伴って体重が増えるのはごく自然な現象では? 

ベスによると、万が一、体重が増えて制服の縫い目が今にも破けそうになったら、会社は1月のダイエット期間を与えてくれるんだそう。「さもないと、体重管理プログラムに参加させられます」

…こんな通告されるなんてかなりの屈辱…。

また、女性の場合、身なりにも厳しい基準が設けられているんだとか。

「客室業務員のヘアやメイクがいつも完璧であることを不思議に思ったことはありませんか? それは彼女らが単にマニュアルを忠実に守っているからです」

「スカートの丈は膝上厳禁、ヒールの高さは約7.5cm以下、口紅は指定された赤色に限られ、常に塗り直すこと、マニキュアはピンク、赤、フレンチネイルのみ」

加えて驚くのが「航空会社によってはフライト前にブラの色をチェックするところがあります。見えないところにまで最大限の気を使う必要があるのです」という下着チェックもあるのだとか。

聞いただけで息が詰まりそう!

立場上、身なりを整えるという点は納得できるけど、体重増加厳禁という点はいくらなんでも厳しすぎるのでは?

この翻訳は、抄訳です。

Translation:Rubicon Solutions, Inc

COSMOPOLITAN UK