1/職業 2/その仕事をはじめた年齢 3/仕事の内容 4/ターニングポイントになった年齢 5/ターニングポイントになった出来事 6/そこから得たもの

RINKOさん(28歳)の場合

1マンガ原作者&ライトノベル作家 220歳 3新作マンガのストーリーを構成、ライトノベルの原稿制作 424歳 5大学在学中から作家として活動をはじめたものの、卒業後も続けるかを悩んでいた時に、出版社で編集アシスタントとして働く仕事を紹介してもらった 6出版社には、マンガを作る部署だけでなく、雑誌や文芸書を手がける部署などがあり、出版社内で働くことでさまざまな部署との繋がりができました。おかげで書くジャンルの幅が広がり、作家としての仕事が安定するように。編集アシスタントとしての給料は月15万円と交通費でしたが、いろんなタイプの編集者がいること、彼らがどのように仕事に向き合っているかを知ることができ、自分自身が仕事と向き合うときのヒントを得ました。「一生懸命やっていたら、誰か必ず見てくれている人がいる」と気づけたことも大きな成果報酬です。

NOZOMIさん(26歳)の場合

1ヴィンテージショップのバイヤー(同時に、自分のお店のオープン準備中) 220歳 3シーズンごとに海外へ行き、上質なヴィンテージアイテムを仕入れる 423歳 5短大に通いながら、古着屋でショップスタッフとして働いていて、卒業後は就職をせず、フリーターとして古着屋を転々としていました。ショップスタッフとしてある程度キャリアを積んだ後にバイヤーの仕事がしたいと思い、今働いているヴィンテージショップへ転職 6アパレル業にありがちかもしれませんが、手取りで20万を切ってしまうこともあるほど給与面はあまりよくありませんが、それ以上にバイヤーとしての目利きやセンス、知識など、お金に変えられないことが得られています。バイイングしながらその国を観光できるほど余裕はありませんが…、色々な国を見て文化に触れることができるのは経験値になります。その経験を活かして、長年の夢だった自分のお店の準備をはじめたところです。

KAORUさん(30歳)の場合

1フリーランスライター 226歳 3ファッション誌をメインに、インタビュー、取材をして原稿をまとめること。時として、タレントや文化人の書籍のゴーストライターとして書くことも 429歳 5はじめて新聞記事を書いた時。自分の記事が日本国内中に届くと思ったら嬉しくなって、親に連絡したほどです。その仕事をきっかけに文章を書くことにますます魅力を感じて、飽きるまでこの仕事をやってみようと決意し、フリーランスとして独立 6大学卒業後、大手スーパーチェーンの会社へ就職しましたが、担当しているブランドの上顧客だった広告代理店の社長に誘われて、その会社へ転職。リリースを書きはじめたことがきっかけとなり、編集プロダクション、出版社…と、転機となる仕事に出会うまでは、転職を繰り返していました。新聞記事の執筆で得たギャラは、1万円にも満たなかったと思うけど、金額には代えられないほどのハッピーを味わえた! フリーランスのライターは大変だと思われがちだけど、文章が書くことが好きな私としては、こんなに素晴らしい(楽な)仕事はないと思っています。

MINORIさん(25歳)の場合

1部品メーカーの営業事務 222歳 3会社で扱う商品のコスト管理、取引先へのあいさつ回りなど 422歳 52人しかいない同期は2人とも総務部へ配属されたけど、私だけ営業事務に配属された 6男性しかいない部署に配色されて、同期もいないし、はじめは委縮して不安ばかりでしたが、ある意味会社の顔ともいえる部署なので、やれるところまでやってみようと開き直りました! コストを管理するうえでは、数字に強くないといけないし、取引先への営業には社交性などのコミュニケーション能力が必要になります。慣れるまでは大変だったけど、部署内の先輩、取引先の方々との付き合いで、いろんなスキルを身につけさせてもらいました。初任給は手取りで21万円。3年目の今は基本給もあがり、ボーナスも他の同期よりももらっています。