【私の生き方】嘘のないスタイルを築き、真のオシャレを纏うには?

人気ライフスタイリストの大田さんが、自分の個性を活かす仕事術を伝授!

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自分の人生は、自分でしか生きられないし、どう楽しんでいけるかは、毎日の選択と気持ち次第。どんな生き方だって、自分で選んできている人は、いつだって魅力的に見えるし、自然と心惹かれるもの。コスモポリタン日本版では、人生を謳歌しているさまざまな女性の生き方を紹介していきます。

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スタイリスト 大田由香梨さん

自身のパーソナリティーを軸にしたスタイリングが人気を集める、スタイリストの大田由香梨さん。ファッションスタイリストとしての視点をベースにしつつ、衣食住=ライフスタイルのすべてをスタイリングするライフスタイリストとして、さらなる活躍を広げる大田さんの生き方とは?

-ファッションスタイリストとしての活動をはじめたきっかけは?

それぞれのプロフェッショナルが集まり、クリエイティブしていく世界に惚れた

学校に通って、ファッションやスタイリストの仕事について勉強したことはないのですが、10代の頃からアパレルの販売員をしていて、その頃から洋服は大好きでした。そのまま販売員として仕事をしていた20歳の時、縁があってスタイリストアシスタントとして仕事をする機会を得ました。実は、その時まで、アシスタントという職業があることも知らなかったんです…。「アシスタントは大変でしょ?」と言われることもありましたが、大変なことも分からないぐらい「この仕事は楽しい!」というポジティブな気持ちが勝っていました。

なぜそんなに仕事に没頭できたかというと、クリエイティブな世界に魅了されていたからですね。アシスタントとして撮影現場に立ち会わせてもらう度に、フォトグラファーやヘアメイク、スタイリスト、編集、そしてモデルと、各分野のプロフェッショナルが集まってひとつの作品を作り上げていく姿を見て「やっぱりかっこいいな」と思っていました。

-そんな中、ライフスタイリストとしての活動をはじめた理由は?

震災が起きた日、自分が表現したいことの本質を考えさせられた

ガールズマーケットの中で、スタイリストとして活動を続け、ブランドのアドバイザーやディレクターなども経験させていただき、ひたすら走り続けてきた20代。その中でも大きな転機となったのは28歳の時、パートナーと自分の活動のベースとなる会社「SLEEPPINGTOKYO」を立ち上げた翌年に、東日本大震災が起きたんです。衝撃的なニュースが世界中を駆け巡っている間、私はいつもと変わらず撮影用の洋服を借りに行き、撮影をしていることに違和感を覚えて…。スタイリングを通して伝えたいこと、洋服そのものの意味を考えさせられたというか。自分の中にあるスタイルを、率直に表現できていない気がしました。自由に表現できる場所としてブログやSNSの存在もありましたが、私の中では「空間を作りたい」という思いがとても強くなりました。

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そこで、今は外苑前に移転したカフェ「ORGANIC TABLE BY LAPAZ」を千駄ヶ谷につくることに。私にとってもその時期は、なにか勝負したいタイミングだったんだと思います。…でも、まさか飲食店になるとは思っていなかったというのが正直なところです(笑)。グリーンや家具を扱うようなインテリアショップをイメージしていたのですが、居ぬき物件だったことでバーカウンターもあったし、「もしかしてこれはカフェとかやるのもアリかも…」とひらめいちゃって。

やるからにはいいものをと思ったので、ダメもとでマドンナのパーソナルシェフを務めていた西邨マユミさんに、「東京で一番のカフェを作りたいんです」とメールを送ると、ちょうど講演をしに日本に来日されていたタイミングだったそうで、オープン準備中のお店に来ていただけたんです。そこからの出会いで、経験の無い私をサポートしていただきました。

今までファッションスタイリストとして活動していたのに、飲食店をはじめて、畑違いだと思われても仕方がないのですが、幸いにもモデルさんをはじめとする周りにいた方たちは、食に理解があって応援してくれました。ファッションスタイリストとしての仕事で出会った人たちに、ライフスタイリストとしての活動を支えてもらっている感じです。その頃から、ファッションにとどまらず、衣食住すべてをスタイリングするという意味で、ライフスタイリストと肩書きに加えました。

-大田さんのように自分らしいスタイルで、仕事をするために大切なことは?

トレンドに左右されない、自分らしい空気を持っている人が素敵だと思う

ファッションスタイリストは、言葉で語らなくても、自分の伝えたいことをスタイリングを通して伝えていく仕事だと思っています。もちろん、トレンドをキャッチして、企画に沿った形でスタイリングを提案することが大切ですが、どんな仕事であっても、モデルやアーティストのパーソナリティーを大切にしていています。仕事の内容と、その人のパーソナリティーをつなげていく感覚が、自分らしいスタイルの確立につながっているように思います。

私がおしゃれだな、素敵だなと思うのは、トレンドに関係なく、その人が入ってきた瞬間、空気が変わるというか…存在感のある人。だから私自身も、表面的なことだけではなく、"アウトプットされたイメージにリンクする内側の説得力"というか、嘘のないスタイルを築くことがテーマだと感じています。

そして、自分のことを信じること。「カフェをはじめることで、ファッションスタイリストとしての仕事ができなくなるかも…」と不安になったこともありますが、逆に違うジャンルのことをやってみたことで、自分の仕事を俯瞰で見られるようになって、自分がやらなくてもいけないこと、人に任せても大丈夫なことが分かるようになりました。「全部自分でやらなきゃ!」と思っていた独占欲みたいなものが、ふっと抜ける瞬間が分かったんです。

実は私、よく迷ったり、弱音をはいたりするんですよ。「できないかも」とか、「難しくて無理!」とか、そんなことを言っていると、毎回パートナーが、「辞めちゃえばいいじゃん。田舎に引っ越してスローライフを送ろうよ」って言うんです。「あ、確かにそんな暮らし方も素敵」なんて思っちゃって(笑)。失うことが怖くて、どんどん守りの体制になることもあると思うんですけど、私は迷って弱音を言っているぐらいなら次の場所へ行きたいから、まずはチャレンジしてみて、それがダメなら諦めてスローライフを送るぞと。「今あるものをすべて失っても大丈夫」という気持ちが、私を強くしてくれている気がします。

「ファッションアイテムでその人らしさが伝わりやすいのは、靴だと思っています。履いている靴で、今日の予定も、その日の気分も分かりますよね。まだ、自分のスタイルが見つかっていない人は、まずは靴に"自分らしさ"を投影してみてください」と教えてくれた大田さん。そんな大田さんの生き方には、トレンドに左右されない、"自分らしいおしゃれ"にたどり着くためのヒントに溢れていました。

【大田由香梨さんから学んだ自分のスタイルを見つけるヒント】

・人との出会いが支えになる

・パーソナリティーを一番表すアイテムはシューズ

・新たなことに挑戦する、しないを選ぶのも自分自身

・自分の空気を持っている人がおしゃれ

・自分のパーソナリティーとつながるライフスタイルを送る


大田さん初の書籍『THE LIFESTYLIST』が発売中!

ファッション、フード、ハウス、トリップの4つのテーマにたいして、大切にしている考え方や視点を、写真とテキストでまとめたフライスタイルブック。大田さんの頭の中、ライフスタイルを覗いて、自分らしいライフスタイルへつながるヒントが見つかるかも。

モノトーンのシンプルな装丁は、部屋のインテリアとして飾ってもおしゃれ♪

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