海外で働く私の生き方~金融会社勤務inシンガポール~

グローバルキャリアを選んだ日本人女性たちにインタビュー。

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キャリアアップや就職先のひとつに「海外で働くこと」を視野に入れていても、「どこから始めれば良いか分からないから夢のまた夢…」と半ば諦めムードに陥ってしまう人も少なくないはず。

そこでコスモポリタンでは、グローバルキャリアを憧れで終わらせないために、9月の特集テーマ「グローバル」に合わせて、実際に海外でキャリアを積んでいくことを選んだ女性たちにインタビュー。現在の働き方やそこに到達するまでの経緯、海外で働くことのメリットなどを語ってもらいました。彼女たちのリアルな体験記が、一歩踏み出すキッカケになることを祈って…!

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#photoshoot #shanghai #chinadress

A photo posted by Yuko Shimizu (@yuko4u) on

清水優子

外資系投資信託運用会社のオペレーションマネージャー。28歳の時にベルギーへ渡航し国際決済機構のクライアントサービスで4年働いた後、一路ルクセンブルグへ飛び、日系銀行でさらに4年勤務。その後、現在住むシンガポールへ渡り現在3年半。

ヨーロッパ歴が長いですが、移住のキッカケは?

「ヨーロッパの人々の働き方とノリが自分に合ってた!」

#margerita #farewell #bbq

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最初は25歳の時、国際決済機構の東京支店に入社した際に、本社のあるベルギーで3ヶ月間の研修をさせていただいたのがヨーロッパ進出のきっかけです。ベルギーの首都ブリュッセルは、EU機関やNATOの本部が置かれる国際色豊かな都市。ヨーロッパ各国はもちろんのこと、アジアやアメリカ、アフリカなど、様々なルーツを持つ人々にあふれ、各国の文化や考え方にとても刺激を受けました。

特にヨーロッパの人々は、仕事は基本9-17時で残業もなく効率の良い働き方をしています。研修の時期が初夏だったこともあり、天候の良さはもちろん、日没時間が驚異の22時ということもあり、スポーツや野外で飲むなどアフターワークの時間が大充実! ヨーロッパ人のワークライフバランスの感覚やちょっぴり皮肉っぽいノリが、すごく自分に合っているなと思ったんです。

あと、個人的にサッカー観戦が大好きなのですが、その時にちょうど「ユーロカップ」をやっていたのも、ヨーロッパ移住のモチベーションを上げた理由かも(笑)。みんなでパブに行ってビールを飲みつつ、ああだこうだと言いながら試合観戦するのがとても楽しかったのを覚えています。

そこから一転、なぜアジアへ移住を?

「ヨーロッパの冬は耐えれないほど長く、寒く、暗かった…」

#tanjongbeachclub #sunset

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まずベルギーを離れた理由から。ベルギーでは現地採用扱いだったので、お給料の半分が税金と社会保障で控除されていました。ベルギーに一生住み続けるのならそれでもメリットがあるんでしょうが、私にとっては骨をうずめる場所ではないと思っていたので、高い税金を払い続ることに疑問を抱くように…。それで、税金の低い(それでも30%ほどですが…)おとなりの国ルクセンブルグの日系銀行に転職することにしたんです。

そうしてヨーロッパで8年を過ごしたのですが、最終的には寒くて暗くて長い冬に耐えられなくなってしまいました…。夏のヨーロッパは本当に素晴らしいんですが、残念ながら1年に1ヶ月くらいしかないんですよ。さらに父が病気になったことも重なって、家族の住む日本に近いアジアに戻ろうと決心しました。

当時、転職活動はルクセンブルグからリモートで行っていました。グローバルな金融転職サイトに履歴書を登録して、希望勤務地を東京・香港・シンガポールと指定すると、何社かのヘッドハンターから連絡を頂いて。電話面接を経て、一番条件の良かったのが現在働くシンガポールの会社だったんです。

海外渡航に際して、困ったことは?

「先に転職先を探してから移住すれば苦労なし!」

これまで3回にわたって国を変えましたが、毎回仕事を見つけてから移住しているので、引越しもビザの取得でも会社からのサポートがあり特にこれといった苦労はありませんでしたね。しいて言えば、ベルギーからルクセンブルグに移る際に労働ビザの発行に3ヶ月ほどかかったことかな。仕方ないのでその間はイタリアを旅行しまくっていました。…苦労じゃないですね(笑)。

シンガポールで働くうえで、知っておくべきことは?

「労働ビザでの滞在だと色々と制約が…」

シンガポールは、日本と比べても劣らないくらいとても安全で便利、かつ清潔な国。ただ、私のように労働ビザで滞在している人たちは、失業すると1ヶ月以内に国外退去の必要があります。基本的には産休期間も外国人には2ヶ月しかありません。シンガポール人もしくは永住権を持っている人は4ヶ月あるので半分ですね。

海外で働いてきた中で、自分を誇りに思った瞬間は?

「順応性が高く、新たな土地でもすぐ溶け込めることに気づいた時」

Whisky after French Theatre with my favorite French friends :-)

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フランス人の元彼に「君は僕よりもフランス人らしいね」って言われたことかな。フランス人みたいになりたいと思ったことはないけど、知らないうちに溶け込んでたというか…順応性が高いんだと思います。イタリア人の元彼からは、「君みたいにテキトーな日本人は見たことない!」とも言われました(笑)。スーパーポジティブ志向の私は、こちらも誉め言葉として受けとめています。

将来的な展望についてはどう考えてる?

「海外を転々としながら、季節の良いとこどりをしたい!」

英語とフランス語は話せるので、将来はどこの国にも所属しなくて良いフリーランスのライターか翻訳家になりたいですね。春の3ヵ月を日本で、夏の3ヵ月はイタリアで、秋の3ヵ月はアメリカで、冬の3ヵ月は東南アジアで…みたいな感じで、転々としながら季節の良いところどりで暮らしたいです(笑)。

海外で働きたいと思っている女性にアドバイスを。

「関西のおばちゃんのように、自分の正しいと思ったことは押し通すべき!」

海外では、もちろん日本の常識は通用しません。日本との違いにいちいち反応していると精神的に疲れちゃうので、物事はなんでもおおらかに、適当に、ポジティブに考えることが大事。

海外では「言わなくてもわかる」という日本固有の美意識が皆無ですから、誤解を避けるためにも自分の意見ははっきりと伝える必要があります。ただただ相手の身勝手にふりまわされるのではなく、受け入れようとする姿勢を見せながらも、自分の正しいと思ったことを押し通す芯の強さを持ってください。

そういえば、パリでこんな光景に出合いました。パリに旅行にいらした関西人のおばちゃんが、フランス語はもちろん英語もできないけれど、関西弁で文句をまくしたてて、ちゃんと自分の都合の良いように物事を運んでたんです(笑)。海外で暮らしていくには、こういった精神が不可欠です。

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