「楽しく前向きに!」コスモ ブルガリア版編集長が語る信念

​大切なのは「希望を捨てずにチャレンジすること」

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雑誌83カ国、オンラインサイト49カ国で展開する、女性メディアのグローバルブランド、コスモポリタン。他の国のコスモは、どんな女性たちが作っているの? 彼女たちの仕事にかける思いとは?

コスモポリタン アメリカ版が、各国の編集長を直撃しました!

【コスモポリタン ブルガリア版 編集長:デテリーナ・スタメノヴァ】

大学卒業後、ロックDJとしてキャリアをスタートし、テレビ業界を経て雑誌社に転職。現在コスモポリタン ブルガリア版で12年目を迎えたデテリーナ・スタメノヴァ編集長(40歳)が、雑誌社での仕事ぶりや、厳しい経済状況のブルガリアで不安定な生活を強いられている女子たちへのアドバイスを語っています。

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――元々コスモのファンでしたか?

1990年代後半、私はアメリカ人家庭のお手伝いさんをしていて、その奥さんがアメリカに帰国するたびに雑誌のコスモを持ち帰ってきたんです。私は仕事が終わるとソファに座ってそれを読みながら、「いつかコスモで働けたらいいなあ」と夢見ていました。

――オフィスでの1日の流れを教えてください。

少人数のチームです。副編集長がウェブ版の責任者をしていますが、とても好調です。他にはビューティーエディター、ファッションエディター、アートエディター(男性)がいて、フリーランスの大勢のライターにも記事を依頼します。私は毎日、次はどんな特集を組もうかと、世界中のハースト社の雑誌に目を通し、新しいアイデアの参考にしています。

――コスモで働きたいという若い女性にアドバイスはありますか?

果敢にチャレンジしてください。ヨーロッパを取り囲む経済状況は芳しくなく、働くことは楽ではありません。最近、ガーディアン紙でY世代(1980年代から1990年代に生まれた世代)に関する記事を読みましたが、「給与が上がらないため、両親の若い頃と同じ生活水準を保てず、両親が若い頃にはあったさまざまなチャンスが得られない」ということでした。十分な収入がないために子どもを持つこともできません。私は若い人たちに大切なのは、勇気を持つこと、あきらめないことだと思います。30歳前後の友人の多くが、夢見ていた人生を送れないと、希望を失い始めているように感じます。

――読者はキャリアの行く先に希望を失っているようだとのことですが、コスモはそんな女性たちの元気の源だと思いますか?

はい、そうであってほしいです。コスモは日常的な話題を、役立つ情報と共に提供しています。70年代、80年代のコスモポリタンを時々読みますが、実は今と状況はそれほど変わっていません。20代、30代には悩みがつきものですが、40歳になっても"中年の危機"などと騒がれますよね。コスモはそんな変化も全部、伝えていきます。

――コスモの読者層について教えてください。

平均年齢は26歳くらいです。私たちは深刻な話題でも、楽しく前向きに捉えていきたいと思っています。

――LGBTについてはどうですか? ブルガリアではゲイを公表するのは難しいのが現状のようですが?

そうですね。LGBTの人はカリフォルニアやニューヨークのような都会では受け入れられるようになってきましたが、まだまだ世界のどこに行っても暮らしにくいのが現実でしょう。社会の理解を得るためには、前向きに生きているLGBTのカップルが実例を示すのが一番だと思います。

――ブルガリアで議論の的になりそうな記事は?

女性たちが今、よく話題にしているのは"家庭内暴力"です。4人に1人の男性が家庭で暴力をふるっているという恐ろしい調査結果が出たからです。私たちは、ブルガリアのイスタンブール条約(女性に対する暴力および家庭内暴力の防止と撲滅に関する欧州評議会条約)批准に関する記事を掲載し、暴力の防止をサポートしています。悪はなんとしても断ち切らなければなりません。

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#Balmain #Extatic #Parfume #launch #Bulgaria #Sofia

A photo posted by detelina stamenova (@detelinas) on

――ブルガリアで今、男女不平等が一番顕著な問題は?

賃金格差がかなりありますね。都市だけでなく田舎も多いからです。この問題はまだあまり議論されていないと思います。多くの女性たちから、同じポジションの男性より賃金が低いという話はよく聞きます。女性たちが格差についてもっと話をして疑問を投げかければ、状況は変わると期待しています。

――ブルガリア版の読者はフェミニストだと思いますか?

そうは思いませんが、"フェミニスト"の意味については記事にしています。3月号の"エディターの声"では、38日は女性の権利の日だと書きました。女性参政権、平等に賃金を得る権利、子どもを持つ権利、長期産休など、さまざまな権利がありますが、私はフェミニストかと聞かれたら、はいと答えます。女性の権利に注意を払っているからです。4月号では「フェミニストとは何か」を議論します。"フェミニスト"という言葉が、ブルガリアでは悪いニュアンスで受け止められているようなので。

――読者に一番人気のあるソーシャルメディアは?

Facebookでしょうね。私たちは何年もツイッターでがんばりましたが、ブルガリアでは低調のようです。インスタグラムに移る人もいるようで、私たちもそのトレンドに従って、間もなくインスタグラムにも記事を掲載予定です。

――ブルガリアの20代女性は、どんな感じですか?

ブルガリアの女の子はアメリカの女の子とよく似ています。おもしろいしオープンだし、それにスタイリッシュ。ブルガリアには楽しめる場所もたくさんあるんですよ。黒海の海岸はマイアミみたい。夏のブルガリアは本当に最高ですよ。

※この翻訳は、抄訳です。

TranslationYuko Oguma 

COSMOPOLITAN US

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