No」と言えないがために、やるべき用事や仕事、約束事、本来やらなくてもいいのにやらなきゃいけない作業などが山積みになっている? コスモポリタン イギリス版によると、そういう人は決して少なくないのだとか。そこで、そんな状況から脱出できる賢い方法をご紹介。

ボストン・カレッジとヒューストン大学が共同で実施した調査の結果、「No」と言える能力は「できない」と「やらない」の違いを理解できるか否かにかかっており、「やらない」という姿勢を受け入れることさえできれば、遠慮せずに断ることができるのだとか。

実施されたケーススタディは運動を例に挙げ、「運動はサボれない」と言うよりも「運動はサボらない」という人のほうがより多くの運動をしていると解説。後者の「やらない」という表現は、「~するつもりはない」という表現よりも説得力があるからではないかと思われているのだそう。

ライフコーチ、作家、そしてモチベーショナルスピーカーでもあるメル・ロビンスもこの点に同感し、「できない」と言うよりも、「やらない」と言う方が、交渉の余地が遥かに少ないと指摘する。彼女はSuccess Magazineに対して「あなたが『言っておきますが、私は車の試乗直後に車を購入しません』と言い切ると、交渉の余地はまったくありません。ところが、『私は車の試乗直後に車を購入できない』と言ったら、私はその購入できない』購入できるに変えさせるために説得を試みるでしょう」とコメント。

次回、寝坊したから仕事を手伝ってほしいと同僚から頼まれたら、「ほかの人の仕事はしないから」ときっぱり伝えればOK。このテクニックは職場だけでなく、あらゆるシチュエーションで使えるはずなので、ぜひ取り入れてみて。

この翻訳は、抄訳です。

Translation:Rubicon Solutions

COSMOPOLITAN UK