愛しあって結婚を決めた2人なら、初めは「死が2人を分かつまで」共に添いとげる気マンマンのはず。でもよく考えたら、2人はそもそも育った環境も価値観も違う"まったくの他人"。一緒に暮らしてはじめて気づくショッキングな"あれこれ"が積み重なると、時にはそれが離婚の原因になることも…。

そこでコスモポリタン アメリカ版の男性ライターが提案する「結婚前に彼と話し合っておくべきこと」をご紹介。敢えて話したいテーマではないけれど、後々問題になる前にしっかり確認しておいたほうが良いことばかり。結婚間近のカップルはぜひ参考にしてみては?

1.家事のルーティーンを決めておく

一言で"家事"と言っても料理や洗い物、アイロンがけ、掃除など、その種類は多岐に渡り、しっかりこなそうとすると時間が掛かるもの。もし家事が得意な方だけにすべてを押しつけたりしたら、いつか不満が爆発すること間違いナシ。でも結婚前に家事の分担についてしっかり話し合っておけば、スムーズに生活を始められるのでは? 同時に、お互いの「気になる点」もシェアしておくことが肝心。「こまめに掃除したい人」と「週1度の掃除で十分」の2人が暮らすなら、妥協点はどこなのか? 「このアイテムだけはどうしても別に洗いたい」「この調味料は使ってほしくない」などなど、それぞれのこだわりをメモっておくとケンカを回避できるかも。 

2.家族&親戚にまつわる情報はすみやかに開示する

結婚とは「家族や親せきが一気にどっと増えること」。もしお金にだらしない家族がいたり、親戚に「お金貸して」とよく言われているのなら、洗いざらい告白しておくのが賢明。お金の問題は金額の大小にかかわらず尾を引くもの。あらかじめ優先順位を決めておき、サポートする場合の条件や金額も相談しておいたほうが良さそう。

3. 2人の時間をキープする方法を考える

彼は週5勤務&残業ナシの仕事だけど、私は毎日深夜帰宅…。恋人時代は週1会えればハッピーだったけど、結婚後、家庭内ですれ違ってしまうのは大問題。「これじゃ結婚した意味がない」「仕事に理解がない」など、ケンカの原因になってしまうことも。お互いの仕事スタイルが異なる場合、一緒に過ごす時間をキープする方法をあらかじめ探っておくのがベスト。

4.新居をどこにするかは要相談

通勤時間が倍になるとか、かなり遠くに引っ越しするとか、どちらか1人が犠牲になるような新居は後々問題になる可能性も。お互いの勤務先や生活スタイルを踏まえて話し合い、確実に合意することが必須。家探しは大変だけど、楽しい新婚生活のためにはここが"頑張りどころ"!

5.セックスの話はオープンに

性欲やセックスの頻度に"スタンダード"は存在しないもの。一緒に過ごす年月が長くなれば2人の間の"ちょうど良い"セックスライフが見えてくるかもしれないけど、新婚当時は「もっと!」と思っても言いづらいし、「こうしてほしい」と口に出すのも難しい…。セックスに対する不満を回避するためにも、この手の話題をオープンに話せる環境を整えておくことが大切。

6.過去の交際や異性の友人との関係を"クリア"に

今はSNSが何でも教えてくれるコワ~イ時代。相手の交際歴や異性の友だちとの交友関係が、SNSを掘り起こせばある程度分かってしまう場合も。だから下手に隠そうとせず、クリアにしておいた方がうまくいくはず。元カレ/元カノと「今でも友だち」なのは相手にとって喜ばしい情報ではないけれど、本当にただの友だちならば、そのことも正直に伝えておくこと。相手が嫉妬深いタイプな場合は特に、"透明性"が今後を左右するカギになるかも。

7.新居のインテリアの"すり合わせ"も事前に

お互いの好みが同じだったら良いけれど、「違うかも…」と思うなら先にすり合わせが必要。モノトーン&ミニマル主義の人と、カラフル&デコラティブが好みの人が夫婦になったら、新居に引っ越しても初日からケンカになりかねない! 「キッチンは私の好みに」「でもバスルームは彼の好きなテイストで」「この家具なら両方ともOK」など、入居前にプランを立てるのがおすすめ。

8.結婚前にしっかりケンカしておく

恋人時代にガマンばかりしていると、いざ結婚して"家族"になったときに相手への不満が噴出してしまう可能性も。気になることは後回しにせず結婚前に話し合い、しっかりバトルしておくべき。結婚はゴールではなく"始まり"。「雨降って地固まる」と言うように、しっかり地を固めてから結婚する方がベターなはず。

お幸せに♡

この翻訳は、抄訳です。

Translation: 宮田華子

COSMOPOLITAN US