花嫁なら誰でも、どんなウエディングドレスで人生最高の1日を過ごそうかと悩むもの。アメリカ・アイダホ州に住むジョーディン・ジェンセンさんも同じくウエディングドレスを探し回り、悩んだ末に、1962年に式を挙げた祖母ペニーさんのウエディングドレスを着ることに決めたのだとか。コスモポリタン アメリカ版から、ペニーさんに内緒で事を進め、挙式間近になってサプライズを贈ったジョーディンさんと、その際に撮影された感動的な写真をご紹介。

写真を撮影したのは、カメラマンのコートニー・ピーターソンさん。自分のウエディングドレスを身にまとった孫を見た瞬間のペニーさんを捉えたのが、以下の写真。

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フェイスブックの<Love What Really Matters>にこの写真を投稿したのはピーターソンさんで、以来41,000件もシェアされたのだとか。この件をレポートした<ハフィントンポスト>に対し、ピーターソンさんは以下のようにコメント。

「おばあさんは孫が自分のウエディングドレスを持っていることさえ知らなかったんです。(挙式前のリハーサルディナーの)席を抜け出して、ジョーディンはウエディングドレスに着替え、私は撮影の用意をしました。おばあさんに外に出てきてもらうと、ジョーディンの結婚式に飾る、おばあさんのウエディングドレス姿の写真を見せました」

なぜ、リハーサルディナーでウエディングドレス姿を披露することにしたかについては、ジョーディンさんがテレビ番組『Inside Edition』に対してこうコメント。

「祖母が、教会で初めて(このドレスを)見て、泣き出して、色々な思い出が浮かんで来て…というふうにはしたくなかったんです…(祖母にドレス姿を見せた瞬間は)一瞬、意識が飛んだような感じでした。あまりに胸がいっぱいになって。聞こえてきたのは、彼女が『まあ、まあ、まあ』とつぶやいている声だけ。やっと祖母の元に歩いていって、抱きしめたら、彼女が私の耳元で『私はこのドレスを着て、高校時代の恋人と結婚したの。あなたもそうね』って」

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さらに、ピーターソンさんによれば「本当に美しい瞬間で、皆静まりかえっていました。誰の目からも涙が流れ始めました」とのこと。

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実は、ペニーさんの夫は孫娘が生まれる前に他界。ピーターソンさんから見ると、ペニーさんとジョーディンさんが抱き合っているうちに降ってきた小雨は、「天国からの優しい涙の雨だと思いました」とのこと。「ジョーディンのお祖父さんは大分前に亡くなっていますから、まるで天国の彼が愛しい妻と一緒に、彼らの結婚式のドレスを着たジョーディンを見つめているかのようでした。本当に美しかったです」

ジョーディンさんと夫のダコタ・クレバリーさんにとって、これほど愛に満ちた門出はなかったのでは?

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:mayuko akimoto

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