海外の結婚式では一般的なブライズメイド(花嫁介添人)。幸せな結婚式のブライズメイドをつとめるのは、光栄だし、楽しいことのはず。でも時に、「この結婚、絶対うまくいかない!」と確信する結婚式に出席することもあるよう。

そんなブライズメイドたちの「ぶっちゃけエピソード」を、コスモポリタン アメリカ版から。

1「彼女には何度も忠告したんですけど、聞く耳を持たなかったんです。新郎はチャンスさえあれば誰とでも寝る男でした。私が一番古い友人で、彼女の結婚式の企画をすることになったんですけど、結婚式の1週間前に私をベッドに誘ってきたんです!」(ティファニー/30歳)

2「この結婚はうまくいかないって最初からわかってました。2人は全然一緒にいたことがなかったんです。花嫁は私の親友で、いつも女友達とバーに行ったり、他の男とイチャイチャしたりしてました。結婚式前夜、みんな最後の買い物に忙しかったんですけど、彼女がどこかの駐車場に車を止めたいって言うんです。他の男の家に忘れた携帯の充電器を受け取るためだって! 旦那さんには何も言いませんでした。私の出る幕じゃないし、そのうちわかるだろうと思って。結局別れることになりました。結婚数年後、子どももできたところで、彼女がお尻を出してスカイプしてるところを旦那さんが見つけたそうです」(レイ/31歳)

3「高校時代からの親友の結婚式でのことです。彼女はある男と3年ほどつきあっていましたが、婚約までしたのに別れちゃったんです。その後すぐに彼女が"望んでるものをすべて持った"男とつきあいだしました。半年後、2人は一緒に暮らし始め、婚約しました。すると結婚式の7カ月ぐらい前に例の元彼が亡くなったんです。彼女、すごく落ち込んで…。元彼からもらった婚約指輪をつけ始めて、結婚式も元彼と計画していたとおりにしたんです。ただ、花婿が違うだけ。私たちは心が落ち着くまで結婚は待った方がいいって言ったんですけど、聞き入れませんでした。結婚から9カ月過ぎた頃、彼女が離婚したいと言い出し、1年後、実際にそうなりました」(ステファニー/25歳)

4「私は元彼のお姉さんのブライズメイドでした。彼とは別れた後だったので、どうしようかと思ったんですけど、お姉さんは私を家族のように思っていてくれたので、引き受けました。セレモニーの用意をしていると、彼女がウエディング用のランジェリーを身につけ始めました。そして、セクシーな自撮り写真を撮り始めたんです。私は携帯電話を持っているよう頼まれたんですが、彼女は元彼に写真を送っていたようでした。私はメイド・オブ・オナー(ブライズメイドの代表)にそのことを伝えて、一緒に花嫁と話し、本当に結婚を望んでいるのかと再三尋ねました。彼女は神に誓って結婚を望んでいると言い、そのまま結婚しました。結婚式はとても妙な感じでした。1年後に離婚したそうです」(キャリー/26歳)

5「花婿がリハーサルに遅刻して、誓いの言葉は忘れるわ、あっちこっちで立ち話するわ、全然集中していなかったんです。そしたら花嫁が、『ちょっと、あんた3回目の結婚でしょ、今何してるか、わかってんの?』って怒鳴って。だからリハーサルの後、食事に行く途中で、本当に結婚するつもりなの?ってそっと聞いたんです。彼女、もう2万ドル(約220万円)も使ったし、キャンセルできないって。結局、1年もしないうちに離婚しました」(アナ/30歳)

6「私は兄のフィアンセのメイド・オブ・オナーになるはずでした。でも、彼女が色んな人と寝てるって耳にしてしまって。たぶん、どこかでそのことを知った彼女が、私をただのブライズメイドに格下げしたんです。兄に話すと、話半分で聞いておくよ、とのことでした。すると、彼女は私をブライズメイドからも外しました(私はすでにドレスを買ってありましたが、その代金も払ってくれませんでした)。私は最前列で誓いの言葉を聞いていましたが、彼女に悪意のこもった目でにらまれました。結婚式の間も、色んな人から彼女が他の人と寝ていると聞きましたが、今回は黙っていました。2年後、2人が離婚し、みんなホッとしてました」(クリスティン/25歳)

7「幼なじみのブライズメイドをすることになったのですが、彼女のフィアンセとも中学校から一緒だったので、何もかもがめちゃくちゃ驚きでした。まず、結婚式当日の朝、花嫁である友人が私を部屋に引っ張っていって、『ずっとあなたが好きだった、今でもそう。でも、こんなに盛大な結婚式で費用もかかっているから、どうしていいかわからない』と言うんです。本当に文字通り、開いた口がふさがらなかったです。そのときは私も婚約していたので、彼女をなだめ、きっとすべてうまくいくよと話しました。結婚式は順調に運び、結婚生活も2年が過ぎた頃、なんと今度は彼女の旦那さんがカミングアウト。今では彼のグルームズマン(花婿のサポート役)の1人と一緒にいるそうです! 信じられない! よく夫と冗談で、これを脚本として売ろうかって話してるんです」(ハーロウ/26歳)

8「私は兄の結婚式のブライズメイドでした。兄の奥さんと友達だったので、私と私の妹がブライズメイドになり、それは嬉しかったんですけど、結婚が長続きするかどうかは疑問でした。彼女と親しくなってわかったのは、彼女がとても幼くて、家族の集まりや街中でも、とにかく人を悪く言うことでした。彼女は私の姉になる人だけど、とても意地が悪いので、兄にもそうなのかな…と心配していました。結局、離婚しましたが、私も両親も必ずそうなるだろうと思う一件がありました。家族で素敵な場所に旅行したとき、彼女は疲れたと言って、兄が家に帰ると約束するまで部屋に閉じこもってしまったんです。帰宅予定より3日も前でした。幸い離婚はスムーズに行き、兄も解放されたようです」(エマ/18歳)

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:mayuko akimoto

COSMOPOLITAN US