1日中仕事でセックス(もしくはそういう演技)をするポルノ女優は、自分の仕事についてどのように考えているの? 家に帰って好きな人とするセックスとは違う? 仕事でも"その気"になるものなの?
コスモポリタン イギリス版によると、ポルノサイト<Wood Rocket>が、そんな気になる疑問の数々を、本職のポルノ女優さんたちにぶつける動画を作成したもよう(※字幕なし)。
仕事でするセックスと、プライベートのセックスはどう違うのか。女優さんたちの答えが、なかなか興味深い!
■シャーロット・クロスさん
クロスさんは仕事のため「セックスの方法」を勉強させられたんだとか。
「セックスのレッスンなんて、普通必要ないと思うわよね。バカみたいに聞こえるかもしれないけど、でもそれはポルノのセックスが普通のセックスと違うからなのよ」
■フランツィスカさん
フランツィスカさんいわく、カメラのアングルを気にしなくていい普通のセックスは"流れるよう"なんだとか。
「ヴァギナがカメラの方をちゃんと向いてるかどうか、とかを考えながら動かなくていいから。(プライベートなセックスでは)わきで『お尻を開いて! もっとヴァギナを見せて!』っていちいち言う人がいないもの」
なかでも複数の女優さんたちが証言するポルノのセックスの"特徴"は、何度も「中断しないといけない」ことなんだとか。そういったシチュエーションでノリノリの演技を続けるのは、なかなか至難の技なんだそう。
■リリー・アイビーさん
ベストアングルを取るために、しょっちゅう中断させられるケースもあるというアイビーさん。
「どの会社と仕事するかにもよるんだけど、最高のアングルをゲットするために、しょっちゅう撮影を止めてカメラの位置を変えることもあるわね。普通のセックスではそういうことってまずないでしょう?」
■ヴェルーカ・ジェイムスさん
ジェイムスさんいわく、普通のセックスでありがちな体位がNGなことも。
「正常位はポルノではしないわ、だって(大事な部分が)何にも見えないでしょう?」
■ケーナ・ジェームスさん
まず撮影隊がいる、という時点で普通のセックスとは違うというジェームスさん。
「ポルノには観客がいるわ。でも段々慣れてくると、存在自体が消滅するんだけどね」
一方、前述のクロスさんの場合は常に観客を意識しているそう。
「私たちは、見る人たちのためにショーをしている、というのを意識する。それが仕事なの。見る人は、家に帰ってきて、座ってそれを観てる…大事なのは、"自分が気持ちいいこと"じゃないのよね」
■サーシャ・ハートさん
また、気持ちの繋がりについてはどうなのかというと、"肉体的なつながりと心のつながりとは別物"、というハートさん。
「ポルノのセックスはあくまで私の仕事。セックスの相手も仕事上のパートナーよ。私たちは体を使って働いてる、ただそれだけのこと。体を使って見せるのが仕事で、いっそテクニックだっていらないくらいよ。彼女(自分のヴァギナを指差して)も、それをわかってるわ」
■アビゲイル・マックさん
付き合いの長いボーイフレンドがいる、というマックさん。彼女が彼とのセックスに求めるものって?
「家に帰って恋人といるときに求めるのは"肌を感じること"なの。彼に『やりたい!』っていうのをむき出しにして迫られるんじゃなくて、相手とのつながりを求めるのよね。この業界では、仕事上で関わる人たちと気持ちの上でのつながりを持つのは難しいのよ」
■アラベル・ラファエルさん
そして恐らく最大の違いの部分を指摘してくれたのがラファエルさん。
「時には嫌いな相手ともセックスしないといけないのよ。(顔をしかめて)それでも、重い腰を上げないといけないのよね」
なるほど。勉強になりました。
※この翻訳は抄訳です
Translation: 山下 英子