パートナーに浮気をされたことがある人なら、それがいかに自信喪失や人間不信につながるか身に染みているでしょう。幸か不幸か、パートナーの浮気に関する直感は意外と当たるものだそう。コスモポリタン イギリス版によれば、確信が持てない場合にはパートナーのしぐさを観察してみると良いとのこと。
『Master Your Brain: Training your Mind for Success in Life(脳を使いこなす方法:人生を成功に導くための心のトレーニング)』の著者で著名な心理学者のフィリップ・アドコック氏が、浮気を見破るためのポイントを伝授してくれます!
1. 目を合わせない
アドコック氏によれば「どこに行くの?」とか「どこに行っていたの?」という質問に対してパートナーが嘘の答えを言おうとする際、直接目を合わせないことが多いんだそう。「肝心なところで手で目を覆ったり、嘘を付いた瞬間に目をそらしたりもします」。
2. 逆に妙に目を合わせてくる
「嘘がばれないコツを習得しているようなパートナーであれば、逆に敢えて目を合わせてくるかもしれません。どこで何をしていたか話す際に、不自然に直視してきませんか? 嘘を見抜くためには、相手の目の開き具合を確認しましょう。いつもより大きく見開いていませんか? 目力が入りすぎていないでしょうか?」
3. 息遣いがおかしい
「パートナーの息遣いに注意しましょう」とアドコック氏はアドバイス「嘘をついていると呼吸が不自然になりがちです。話す内容の創作に意識が集中しすぎて、呼吸に意識がまわらないためです。その結果、息遣いが乱れることがあるのです」。
4. 顔が赤くなる
「嘘を付くときには、疑われているのではないかと過剰に意識してしまうものです。自分が注意深く見られているとか試されているなどと思うと、一番見られていると感じる顔に血が流れがちです。なので、反論された時などには相手が赤面していないかチェックしましょう。ただし、人は怒るときも顔が赤くなりますから、赤面していても、あなたの執拗な質問に単純に怒っているだけのこともあります」
5. 手をやたらと動かす
「何か大切なことを説明したいとき、手の動きによるジェスチャーが果たす役割は大きいもの。でも人は案外この点に気付いていないことが多いんです」とアドコック氏は指摘。「たとえば、嘘をついているときには、嘘を隠したいという衝動から無意識に手で口を覆う傾向があります。逆に、手の動きで嘘がばれることを知っている人は、動かさないように意識しすぎることで、明らかに不自然になることも」。
6. 掌を下に向けている
「人は何かを包み隠さず正直に話すときには、掌を自然と開き、手首の内側を見せる傾向があります。逆に、正直に話していないときには手の甲が上を向きがちに。場合によっては、聞き手に、手を見られないよう完全に隠すこともあります」
7. 顔がひきつっている
「表情は人類が言語を使うはるか前から使ってきたコミュニケーション手段なので、ここに本心が出る傾向にあります。パートナーの話を聴くとき、表情にもっと注意を向けてみましょう。表情が心の窓の役目を果たしていることは多いもの。相手が何かをやったとか、やっていないとか堂々と話しているようでも、顔が緊張していれば(たとえば唇を硬く結んでいる、眉毛が内側または上に動いているなど)嘘を付いているか隠しごとをしている可能性があります」
8. 話が妙に細かい
「本当のことを話している人は、どこにいて何をしていたか大体しか話さないはず。一方、嘘を付いている人は細かいことまで話しがちです」とアドコック氏は説明。「たとえば『オフィスからお店まで運転した』だけで済む話を、『途中ラジオで何を聞いたか』とか余計なことまで付け加え…。頭の中で創作した架空の行動をそのまま説明してしまうため、話が詳しくなりがちなのです」。
9. 急に外見を気にし始める
「パートナーが誰か別の人に興味を持ち始めた場合は、その人の気を引こうとするはずです。一番露骨に現れるサインは、外見の変化や外見を変化させようとする行動です。髪型が変わったり、急にジムに通い始めて筋トレを始めたり。さらに見逃せないのが"下着"です。引き出しにこっそり新しいパンツを隠し持つようになることも。ジムに通ってエクササイズに励むことに、別のまっとうな動機があることもあるでしょうが、こういった変化は特定の誰かの気を引くためのことが多いものです」。
10.ルーティンが変わる
「誰かとラブラブな関係を維持するには時間と労力がかかるもの。お揃いのスリッパを履くなど、2人だけの習慣もできてくるはずです。ですから、あなたたち2人にとってプラスにならないルーティンの変化があった場合には要注意。当然ながら長時間労働(特に夜の残業)は疑うべきでしょう。パートナーが急に新しい趣味を始める場合も怪しむべきポイントです(「らしくない」趣味の場合は特に)」。
11.オンラインで過ごす時間が増える
「パートナーがソーシャルメディアに没頭したり、ネットを使う時間が増えたりしていませんか? 急にそばに行ったとき、慌てて別のページに切り替えたり、いきなりパソコンを閉じたりはしていませんか? あなたの気をそらそうと理不尽に怒り出すのも、浮気をしているときの典型的な行動パターンです」
12.直感を信じる
「パートナーの嘘を見破る際、直感も頼りになります」とアドコック氏。「何かがちょっと違うなと感じたとき、それは潜在意識から送られるシグナルかもしれません。そのことに注意を向ける価値はあります。パートナーに関する直感は当たる場合が多いのです」。
いかがでしたか? パートナーが浮気をしているかもしれないと直感的に感じたら、当たっている確率は高いそう。気になったら早速ボディランゲージをチェックしてみましょう。
※この翻訳は、抄訳です
Translation:Takako Fukasawa(Office Miyazaki.Inc)