彼にベッドに誘われても、なぜかなかなかエッチな気分になれない…。そんなとき、実は一見セックスとは関係のないことが、あなたの性欲を邪魔している可能性が。

あなたの性欲を妨げているかもしれない7つの要因を、コスモポリタン アメリカ版から。気になる点があったらちょっとずつ生活習慣を改善したり、お医者さんに相談したりしてみて。


【INDEX】

  1. ジムでのワークアウトがハード過ぎる
  2. 内分泌疾患を抱えている
  3. 猫背
  4. 心の病
  5. 常にストレスを抱え、疲れている
  6. 自身の体型に悩んでいる
  7. セックス以外のコミュニケーションですれ違いが生じている

1.ジムでのワークアウトがハード過ぎる

「結果は苦痛を乗り越えてこそ」を運動時のモットーにしている人は、セックスも苦痛になってしまう危険性が。過剰なワークアウトは、出会いを求めに行くことすら面倒に感じるほど体を疲弊させるだけでなく、免疫力を低下させ気分の落ち込みを誘発し、睡眠を妨げることも。「体調の悪さ、気分の落ち込み、疲れ」は性欲妨害の3大要因とも言われているんだとか。前回のワークアウトの疲れが取れないと感じる人は、次からは少し運動の強度を抑えてみた方がいいかも。

2.内分泌疾患を抱えている

内分泌系はホルモンを生成する分泌腺であり、新陳代謝、生殖機能、性機能などを調整する役割を持つのだとか。例えば多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)などの内分泌疾患は、ホルモンバランスを崩してしまうそう。調査によると、PCOS患者は比較的高い性機能低下のリスクを抱えており(性欲の有無だけでなく、濡れ具合やオーガズム、満足感など)、他にもニキビや体毛の濃さ、円形脱毛症などの症状に悩まされることが多いため、より一層セックスへのモチベーションが上がらない傾向にあるとのこと。

3.猫背

どうやら私たちが1日に約10時間以上もの間、背中を丸めながらパソコンやスマホを見て過ごしていることも、性生活に悪影響をもたらしているよう。<Health Psychology>に掲載された、2015年に74名を対象に実施された調査によると、「姿勢がまっすぐの人の方が猫背の人と比べ、自尊心が高く、高揚しやすく、機嫌も良く、恐怖心も少ない」との結果が。つまり、良い姿勢は良いセックスへの鍵になりえるということ! さらに正しい姿勢をすることでリラックス効果や集中力が得られ、効果的な睡眠や深い呼吸にもつながるんだとか。

4.心の病

不安症とうつ病は、特に性欲を妨げる大きな要因になるそう。ほとんどの抗うつ薬は性欲を抑制する作用があるため、濡れやオーガズムを困難にさせるんだとか。副作用が重いと感じる場合は、他に合う薬があるかどうかなど、主治医に相談してみましょう。

5.常にストレスを抱え、疲れている

医学的視点から見ても「性欲が低めである」と診断された女性400人を対象に行われた、2010年の『Journal of Sexual Medicine(性医学ジャーナル)』が報じた調査によると、セックスに興味が持てなくなる理由として60%の女性が「ストレスや疲れが原因」と答え、ダントツ1位だったのだとか。ストレスは性的感覚を鈍らせるだけでなく、睡眠にも大きく影響するもの。睡眠不足は(男性ホルモンの一種である)テストステロン値を下げるといわれており、2015年に実施された調査では、女子大生171人を2週間にわたり観察したところ、「睡眠時間が1時間増えるごとにパートナーとセックスする確率が14%上がる」ことが判明。疲れを感じている人は、睡眠時間を少しでも長く確保できるよう心がけてみて。

6.自身の体型に悩んでいる

5」と同じく、2010年に性欲が低めの女性400人を対象に実施された同調査で、セックスに興味が持てなくなる原因の第2位として、40.8%が回答したのが「自身の体型に対する不満」だったのだとか。調査報告によると、女性の体型に対するイメージは、実際の体重やサイズなどの数値よりもずっとセックスに影響してくるそう。

7.セックス以外のコミュニケーションですれ違いが生じている

デート中にパートナーが自分の話をまったく聞いてくれないなど、セックス以外のコミュニケーションがうまくいっていないと、セックス自体にも悪影響が及ぶのだとか。落ち込んでいるのにまったく声をかけてくれない、ディナーデート中にずっと携帯を覗き込んでいる…そんな相手といれば、「自分とのセックスにも興味ないんだろうな」と思ってしまうのも当然。良いセックスのためには、時に彼とちゃんと話し合うことも必要なのかも。

この翻訳は、抄訳です。

Translation: 名和友梨香

COSMOPOLITAN US