オーガズムの""の字も得られなかったセックスの後に、パートナーからイったかどうかを聞かれて戸惑ったという経験がある女子は多いはず。コスモポリタン アメリカ版によると、そもそもペニス挿入だけのセックスで、女性がオーガズムを得られるのは稀なことなのだとか。

男性向けセックスハウツー本『She Comes First: The Thinking Man's Guide To Pleasuring a Woman(彼女を先にイカせる方法:女性を喜ばせたい男性のためのセックスガイド/原題)の著者イアン・カーナー氏の見解でも、"ペニス挿入のみで得られるオーガズム=膣オーガズム"だと仮定すると、それは相当珍しいのだそう。「膣オーガズムは、何らかのクリトリスへの刺激が伴わないと起こらないものです。挿入中にクリトリスでオーガズムが起こると、まるで膣でオーガズムを得たかのような感覚に陥ります。また、Gスポットへの刺激も異なる快感を得られて効果的です」。

つまり、実は膣オーガズムなんて存在しないってこと? 「実際に(膣オーガズムを)体験している女性はいますから、作り話とは言えません。ただ、たとえバイブレーターやディルド を使う場合でも、出し入れするだけでオーガズムを得るというのは稀なのです」。

一方、Gスポットの位置を探り当てるための努力は自分でもできそう。2011年にエール大学の泌尿器科医が発表した説によると、Gスポットは実はクリトリスの延長であるという見方も。また、セックスの専門家であるエミリー・モース女医は、絶大な効果が期待できる「骨盤底筋体操」を勧めているそう。膣をしっかり鍛えると、Gスポットをより簡単に見つけられるようになるのだとか。ちなみに、大人のおもちゃを選ぶときには、少しカーブのあるものがオススメとのこと。

快感を得るために、体位はバックがオススメ?

モース医師いわく、「バックは女性がGスポットへの刺激による快感を、最大限に感じられる体位です。女性が四つん這いになって、頭は上げたまま背中を反らせる(お臍を床方向に押し下げる)と、ペニスが後ろからGスポットを押すカタチになります。ヨガの"猫と牛のポーズ"みたいに、女性は腕を伸ばして肘を固定してください。こうすれば、男性が下向きに挿入できるのに対して、女性はお尻を上向きに持ち上げやすくなります」。

もしくは、騎乗位も◎

「騎乗位は挿入の深さ、速さ、そして自分のお尻の角度を自ら調整でき、Gスポットを刺激しやすい体位です。女性も体を前後に動かして、最適な動きが見つかるまで色々試すことができるからです」とモース医師。

また、豊かな性生活を提案する団体<The Center for Sexual Pleasure and Health>を主宰するミーガン・アンデルークス氏によると、シックスティナイン、立位、パートナーの顔の上に股がる体位は女性が最もオーガズムを得にくいのだとか。ちなみにクリトリスの刺激方法については、「左上部が最も感じやすい」という女性が多いのだそう。

クリトリスへの刺激を上手く取り入れ、上記の方法でGスポットを発見すれば、あなたもいよいよ「膣オーガズム」を得られるかも!?

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: コスモポリタン編集部

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