『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の続編、『フィフティ・シェイズ・ダーカー』(来年公開予定)の予告編が公開され、早くもアナとクリスチャンの情熱的でセクシーなシーンの数々に胸をドキドキさせているファンも多そう。
中でも、シャワーで服を着たままのアナを抱き上げて壁ドンするシーンは興奮すること間違い無し…なんだけど、そこに待ったをかけたのがコスモポリタン アメリカ版。
『フィフティ・シェイズ・ダーカー』のシャワーセックスシーンをじっくりとレビューし、そこに生じる問題点を分析! ほんの数秒の場面から、よくぞここまで分析したな…と思う反面、1度でもシャワーセックスをしたことがある人なら、納得する点も多いかも? したことがない人は、これからの参考にどうぞ!
まずは予告編をご覧あれ。
1.普通の家のシャワールームじゃ無理
クリスチャンの家のシャワーはまず普通の家のシャワー室より大きい、という点。アナを抱き上げて壁に押し付けるだけのスペースの余裕があるけど、普通はもっと小さいはず。しかも一般の家はマホガニー仕上げでライトが天井に埋め込まれているようなスタイリッシュな内装じゃありませんから。
2.湯けむりや滑りやすい床に注意
このシーンが興奮する理由の1つは「壁に彼女を押し付ける」という動作。普通のユニットタイプのシャワーだったら足元がツルツルしすぎていて、一歩間違ったら滑って全裸で救急車で運ばれる事態になりそう。
3.壁に押し付ける動作そのもの
シャワー室の壁って実は冷たかったりする。予告編ではアナはうっとりと目をつぶって、壁に押し付けられた状態でクリスチャンの熱い愛撫を受け入れているけど、本当はめちゃくちゃ寒くて「早くシーツの上に移動したい!」って思っているはず。
4.着衣のままの行為
もちろん服を脱ぐ時間さえ惜しいくらい高揚するシチュエーションには誰もが憧れるけど、反面シャワーセックスの現実はシャワーをひねって、服を脱いで、パートナーが狭いスペースに入ってくるのを手伝って…一度でも試したことのある人ならわかると思うけど、なかなか手間のかかる行為なので、勢いでできるものではないはず。
5.彼女を抱き上げたまま、いつの間にかシャツを脱いで半裸に…
濡れたTシャツを脱ぐのってめちゃくちゃ大変なはず。顔にまとわり付いて、結局は「引っ張って!」とかお願いする羽目に。が、クリスチャン・グレイはアナに顔に引っかかったTシャツを脱ぐのを手伝わせるとか、そんなことはしないみたい。クリスチャンのTシャツは…シャワーと共に溶けて消える特性Tシャツにちがいない。
6.シャワーセックスは愛液が流れてしまって滑りが足りない
シャワーセックスを何回も経験している人なら分かるはず。「常に濡れてる」というイメージに反して、シャワーセックスは愛液が水で流れてしまい滑りが足りないので、ラブローションは必須。クリスチャンのシャワールーム、ローションはもちろん石鹸もシャンプーもないみたいだけど…。きっと気の利く彼はどこかに隠し持っていたに違いない。
7.ていうか、シャワー用品がない
もちろん、投資で22億円を稼ぐ男がありきたりのシャワー用品をシャワー室に置いていたら興ざめ。でも現実的に言えば、普通はシャワールームに使いかけのシェービングクリームだの、ホテルでくすねてきたアメニティ品のシャワージェルだのが置いてあるものじゃない? プラス、シャワーセックスの興奮するところはそういった並べてあるシャワー用品をバタバタ倒しながらすることだと思うんだけど?
8.この2人、全く体を洗う気配がない
シャワーセックスのもう1つのいいところは、セックスしながら汚れが落とせるところ。お互いの体を見つめながら、とっておきのシャワージェル(ユーカリエキス入りとかそういうやつ)を贅沢に使うとか♡ まあそれ以前に服を着たままでは体は洗えないわけだけど。
9.湯を浴びながらのセックスそのものが実はキツい
濡れた髪が絡みつき、目や鼻にシャワーが当たっても構わないくらい情熱的に絡み合い、唇を重ね合うのを止められない…「そういう演出なんだよね」、って言われたらその通り。でも、普通の人はキスを重ねるどころか、相手に気づかれないように密かに水をペッと吐き出さなくてはならず、ロマンチックうんぬんではなくなるはず。それをせずにシャワーセックスが続行できるアナとクリスチャン…これはもはや芸の領域かも?
※この翻訳は、抄訳です。
Translation: 山下 英子