避妊や性病予防のため、セックス時にコンドームを使用すべきであることはコスモポリタンでも紹介してきた通り。でも、米デジタルヘルスサービスの<Superdrug Online Doctor>が2,000人を対象に行った最近の調査によると、セーフセックスを意識している人が意外に少ないという驚きの結果が。
コスモポリタン アメリカ版によると、この調査はアメリカとヨーロッパでそれぞれ1,000人を対象に行われたそう。その結果、アメリカでは65.5パーセント、ヨーロッパでは55.1パーセントの人が、セックスのときにコンドームを使わなかったことがあるという事実が判明。毎回欠かさずコンドームを使う女性は、アメリカでは36.8パーセント、ヨーロッパでは20.0パーセント。それに対し、毎回コンドームを使う男性は、アメリカでは23.5パーセント、ヨーロッパでは16.8パーセントとのこと。
もちろん、アンケートに答えた人の中には決まった相手としかセックスをしない!という人もいるだろうし、妊娠を希望しているカップルだっているはず。でも、全員がそういうわけではないし、実際、予期しない妊娠に「大変ショックを受ける」と答えた人たちも。しかもその回答者のうち19.3パーセントは、コンドームを使ったことすらないと答えたのだとか。
<USA Today>のインタビューで、「堂々めぐりの議論をしても仕方ないとはいえ、2017年にこの結果はちょっと驚きです。もっと性教育が行き渡っていると思っていたのですが…」と語ったのは、<Superdrug Online Doctor>で広報を務めるクリスタ・ボウマン氏。アメリカでは、CDC(疾病予防管理センター)が求める性教育の要件を満たしている高校が半分にも満たないという現状を考えると、この調査の結果は「驚き」というより「がっかり」という感想のほうが近いのかも。
日本の皆さんは、自分のためにもパートナーのためにも、ぜひコンドームを使用したセーフセックスを心がけて!
※この翻訳は、抄訳です。
Translation:Rubicon Solutions