日本では3組に1組が経験しているという統計もあり、決して珍しいものではなくなった「離婚」。ところが、たとえ夫婦関係がうまくいかなくなっても、すぐには離婚しない方がいいかも…と思わされる調査結果を、コスモポリタン イギリス版がレポートしています。
結婚生活を支援するイギリスのNPO組織<Marriage Foundation>が行った調査によると、第一子が産まれた時点で不幸せだと感じていた人々の大多数が、10年後には満足しているという結果が明らかになったそう。
産まれたばかりの子を抱える10,000人の親たちから集めたデータを分析したところ、問題が解決した10年後には68%がより幸せを感じていて、かつて不幸せだと感じていた人々の27%は「この上なく幸せ」だと回答したとのこと。
今やイギリスの離婚率はかつてないほど上昇しており、離婚するカップルの3分の1が、その理由を「お互いの心が離れてしまったため」としているのだとか。ただ、この調査チームが懸念するのは、問題に向き合う前に諦めてしまうカップルがあまりに多いという点。
<Marriage Foundation>の研究部長であるハリー・ベンソンさん曰く、「一般的な常識に反して、不幸な結婚を続けることは、最良の選択かもしれないのです」。
「ほとんどの結婚に、うまくいかないときがあります。虐待が見られるなどの極端なケースを除けば、ほとんどのカップルは、困難を乗り越えることで、後に幸せになる可能性があるのです」
では、ときめきを維持するには?の問いに、定期的に夜のデートに出かけることが有効、とベンソンさん。
「簡単に変化が得られるのは、定期的に(でも、惰性的にならずに)夫婦で出かけることです。<Marriage Foundation>が行った先の調査で、毎月デートに出かけるカップルの離婚率は、出かけないカップルより14%も低いという結果が出ています」。
やはりラブラブな関係でいるためには、互いに一定の努力をすることが大切なよう。そのうち出かけようと思っていたあなたも、今すぐ旦那さんとデートの日程を決めてみては?
※この翻訳は、抄訳です。
Translation:mayuko akimoto