「セックスのあと、悲しくなる」謎の現象って…?

​セックス経験者の半数弱が「ブルーな気持ちになることがある」らしい

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きちんと合意した上でセックスを楽しんだら、「ハッピーな気持ちになって当然、悲しくなるなんて変でしょ」と考えるのが一般的と思われますが…。コスモポリタン アメリカ版によると、セックス後のさまざまな反応を調査した結果、その考えが当てはまらない人が半数もいることが分かったのだとか。セックスの後にブルーな気持ちになるのは、実は珍しいことではないそう。最高のセックスを楽しんだあとなのに、なぜか悲しくなったりイライラしたり…。原因はまだよく分かっていないそうですが、「あるある、そういうこと!」という人にはホッとする情報なのでは?

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【涙が出たってOK】

2015年10月に行われた調査によると、調査対象の女子大学生230人のうち46パーセントが、少なくとも1回は性交後に精神的に不安定になった経験があるとのこと。性的に健康な若い女性のほぼ半数が、セックス(やマスターベーション)そのものはすばらしくても、その後、憂うつな気持ちに襲われたり、不安や怒りを感じたりするそう。

この研究を率いるロバート・シュヴァイツァー博士によると、回答者の約1パーセントはセックスのあと毎回、憂うつな気分になると答えたのだとか。そうした症状は男性にも見られるものの、どれくらい一般的な症状なのか把握できていないのが現状のよう。ニューヨークタイムズ紙の記事には、「気分の落ち込みがほぼ1日続く」という20歳男性の話も。そうした感情はいつも涙を伴うわけではなく、逆に気持ちの変化はなく涙だけが出ることもあるのだとか。

【涙が出ても、別れる必要はない】

シュヴァイツァー博士の調査結果によると、愛している人とのセックスで最高のオーガズムを感じても、その後なぜか憂うつな気持ちになることがあり、性交後の精神不安定と性行為に関連性はないとのこと。つまり、涙はパートナーとの関係を終わらせろというサインではないよう。

「気持ちが不安定になるのは特定の1人とだけというとき、その相手かその状況が原因なのではと考える人が多いでしょう。ほかの人では経験しなかったのに、その人とはいつも、ということなら、その特定のパートナーとの間に何か問題がある可能性もあります」と言うのはニューヨークに拠点を置く、臨床心理士でセックスセラピストのミーガン・フレミング博士

でも「セックス後の悲しい気分」がこれまで、色々な相手に対して断続的に起こってきたのなら、それをパートナーのせいにするのは妥当とは言えないそう。シュヴァイツァー博士はそれを「ナンセンス」だと主張しています。

【オーガズムで"解放"される】

オーガズムに達すると肉体的な解放感が得られるだけでなく、感情的にも解放されるのだとか。フレミング博士によると「心に閉じ込めていた悲しみやマイナスの感情が、オーガズムによって解放され、噴き出すのかもしれません。水面下でブクブク泡が出ているような状態だったのが、大きく吐き出される感じです」とのこと。

「抑えてきた感情、蓄積されてきた感情がオーガズムを得ることによって解放される」のは至ってノーマルなことだそうですが、本人にとっては思いがけないことに感じるかもしれません。

【セックスへの期待感と現実とのギャップが問題?】

シュヴァイツァー博士は多くの人が、セックスがどのようなものかを十分に理解していないという前提で、調査に回答した女性の言葉を紹介しています。

「セックスは愛にあふれた美しいものだ、というセックスに対する期待感が関係しているのかも。その期待と現実が違うから落ち込むのかなって。カウンセリングを受けたら、ブルーな気持ちは治まると思ってた。そういう気持ちになると、どうしていいか分からなくなって」

セックス中の脳で何が起こっているのか、心理学者も研究者もまだ解明できていないため、性交後にブルーな気持ちになる理由もはっきりしていないそう。2009年のタイムズ紙によれば、性交後に精神不安定になる患者に対し、ある精神科医SSRIと呼ばれる抗うつ剤を用いたそう。「SSRIの望ましくないとされている副作用(セックスの意欲を減退させる)を、治療に利用するために」数人の患者に処方したところ、薬によってセックスの強度が弱まると、セックス後の気持ちが安定したとか。

シュヴァイツァー博士は、うつ病などの精神の健康状態と、性交後に起きる精神的不安定感の間に関連があるという証拠はなく、性的虐待の経験との相関関係も見られなかったと報告。つまり、幸福で満足のいくセックスライスを送っていても、オーガズムを得ると謎の悲しみが襲ってくることがある、ということ。

あなたがおかしいわけでも、セックスを楽しんでいないわけでもない。それはごく一般的だけれど、今はまだ解明されていない現象というだけ。セックスに対するこれまでの概念には反するかもしれないけれど、「あなただけに起きる特別な症状ではない」ということを、覚えておきたいですね。

※この翻訳は、抄訳です。

TranslationYuko Oguma

COSMOPOLITAN US

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