留学、就職、転勤、引っ越しなど…理由が何であれ、恋人たちにとって遠距離恋愛は辛いもの。しかもなかなかパートナーと会えないとなると、みんなセックスはどうしてるの?

そんな人には聞きづらい情報を探るべく、コスモポリタン アメリカ版が、遠距離恋愛経験者の4人の男女に、それぞれのセックス事情についてインタビュー。

――年齢を教えてください。

女性A:24歳です。

男性A:27歳です。

女性B:24歳です。

男性B:25歳です。

――あなたの恋愛対象は?

女性A:男性です。

男性A:男性です。

女性B:男性です。

男性B:女性です。

――これまでの遠距離恋愛の期間と、それぞれが住んでいる都市は? 遠距離恋愛になった理由も教えてください。

女性A:2010年から2016年の終わりまで。私はアリゾナ州のツーソン、彼はサンフランシスコのベイエリアに住んでいました。お互いが初めての本気の恋愛相手で、私はチャラチャラした男子生徒だらけの学校に通っていたので、彼の方がずっと理想的な相手でした。

男性A:2012年から2年間。僕はアメリカ、彼はアフリカ南部。彼と出会ってたった3日で夢中になりました。試しに1週間付き合ったあと、ごく自然な成り行きで、本気の交際に発展したんです。

女性B:今は婚約者になった彼と6年間。大学の4年間とその後の2年間です。大学時代、私はマサチューセッツ州、彼はヴァーモント州で、最後の2年は私がニューヨークで彼がコネチカット州にいました。

男性B:今まで4年間で、今も続行中。僕はニューヨークで彼女はサンフランシスコ。2人とも、これ以上の相手はいないとお互いに思ってます。

――過去の経験も含めて、性的なコミュニケーションはどのように取っていますか?

女性A:ほぼ毎日Skypeでセックスしてました。どちらかがエッチなメッセージを送れば、速攻Skypeにログインするというパターン。私は性欲が強いので、これなしでは浮気しちゃってたかもしれません。最初は躊躇したけど、やってみたら自然にできました。私は裸の写真を送ったりするタイプじゃないけど、やったときは彼が大喜びしてくれて。彼が教授と面談中だとまずいから、いつも「今、1人?」って先に確認してました。

男性A:Dropboxのフォルダーにマスターベーションしているビデオを相手のために入れておくんです。他には1日中、チャットアプリの Whatsappを通してエッチなメッセージを送り合ったり、夜はSkypeでウェブセックス。マスターベーションしながらテレフォンセックスすることもありました。(ネット上で行う)お互いの目を見つめ合いながらのマスターベーションは最高に興奮しますよ。

女性B:若いときはよくSkypeセックスしていたけど、だんだん気まずくなってやらなくなりました。初めてやったときは最高に楽しかった。つきあい始めは好きになってほしくて頑張りすぎていた面があるけど、関係が落ち着いてきてからはパフォーマンスじみたことはやめたんです。でも彼は軍人なので、いつか遠くに赴任になったらSkypeセックスを復活させたいかも。高校時代にもエッチなメッセージを送り合っていたけど、お互いの両親に見られて恥ずかしい思いをしました。今では、同棲していてもエッチなメッセージを送り合っています。

男性B:彼女が気まずいと思うことはやってほしくないから、ゆっくりと慣れてもらいました。最近、彼女の誕生日にセックストイをあげたら、突如殻を破った感じになって。2人ともエッチなメッセージを送るのは苦手だし、ヌード写真は一方通行(彼女は僕の写真を送られても喜ばない)なので、やっても無意味なんです。最近ではチャットアプリのRabbit上で、チャットしながら一緒にポルノビデオを観るのが好きですね。

――ビデオセックスやエッチなメールのやり取りを楽しむ上で、アドバイスはありますか?

女性A:暗闇でするなら、パソコンのバックライトを暗めにすること。明るすぎる蛍光色の光はエッチな気分を台無しにするから。

男性A:初めてSkypeセックスしたときは超緊張しました。緊張をほぐすには部屋を暖かくすること。また、角度を変えやすいので、スマホよりもノートPCを使うのがオススメです。スマホを使いこなすには高度なテクニックが必要だから。あと、スマホを使うなら、イク瞬間は必ずスマホを固定すること。果てた後、気づいたらスマホが床に落ちていて相手がそのシーンを見損ねていたというほど虚しいことはないんですよ。エッチなメッセージを送り合うときは、ポルノ小説やビデオで見たセリフを言うよりも、自分の言葉で表現することが大事ですね。想像力を駆使して相手に何をするか、自分がどんな動きをするか、どこを触るかを伝える。ヌード写真を送るのは相手を心底信頼している場合のみです。

女性B:考えすぎず、少しずつやること。

男性B:彼女はポルノビデオを観ながらマスターベーションする訓練の真っ最中です。

――エッチなやり取りやビデオセックスにまつわる爆笑エピソードは?

女性A:バスタブに浸かりながらSkypeセックスしていたら、ノートPCが濡れてしまい、行為の真っ最中に故障してしまったんです! 両親は新しいPCを買うために1,200ドル(約14万円)も払う羽目になりました。

男性A:彼氏が会議に出ているとき、エッチなメッセージを彼に送ったんです。彼はどうしょうもないほど興奮してしまい、会議中に離席して、トイレでマスターベーションしてから会議に戻ったことがありました。

女性B:午前3時頃、彼の自宅(両親と同居中)の電話にエッチなメッセージを送ってしまったことがあるんです。実は、彼の携帯がきちんと機能するか確かめるために、適当なメッセージを送ってくれと頼まれていたんですけど、間違って自宅電話の番号を押してしまって…。お陰で彼の両親から説教されることになり、いまだにトラウマになっています(笑)。

男性B:2人ともポルノビデオを観る気分じゃなかったので、普通の動画を観ながらダメ出ししたり、評論したりして過ごしたことがありました。それはそれで楽しかった!

――欲求不満はどうやって解消しますか? 浮気したことはあります?

女性A:私達は信頼し合っていたので、別れたりくっついたりを繰り返したけど、不必要なことはお互いに言いませんでした。定期的にSkypeセックスをしていたので、普段以上にマスターベーションすることもなかったです。離れているときは週に5~6回、ビデオでマスターベーションを見せ合っていました。

男性A:2人とも浮気はゼロ。僕はほぼ毎日マスターベーションをしていたし、Dropboxには常に彼氏の新しいマスターベーションビデオが入っていました。肌の触れ合いは恋しかったけど、性的には満たされていましたね。オンラインでは週に2~3回、一緒にマスターベーションをしたと思います。

女性B:大学1年生のとき、ほかの人と付き合ってもいいというルールを設けたものの、結局モメただけだったのでやめました。ティーンエージャーのときはバカな行為をしてあとでトラブルになったこともあったけど、今はすっかり落ち着いています。同棲中だけど、マスターベーションの回数は以前より増えたかな。

男性B:2人ともお互いに信頼し合っています。欲求不満という言葉は自分には当てはまりません。いつもセックスができないからって欲求不満にはならないし、それよりも、次に会う日を楽しみにするように心を切り替えたんです。今後の楽しみを持つことが遠距離恋愛を成功させる秘訣だと思います。僕は毎日必ずマスターベーションしていますね。仕事が忙しいので、彼女と一緒にマスターベーションするのは週に1回かそれ以下だと思います。

――遠距離恋愛で一番辛いことは?

女性A:離れていた時は、「半分孤独」だったこと。(彼以外の)他人に心を満たしてもらうことはできないし、それを望んでいたわけでもない。でも、彼が物理的に近くにいないので、それが叶わないということが辛かったです。

男性A:ビザの問題。心の準備ができていなくても法的に結婚しない限り、彼が合法的にアメリカに住んでいられるかわからなかったから。

女性B:毎日の些細なことが共有できないこと。友人関係も、趣味も、スケジュールも別々。定期的に一緒にできることもなかったし…。料理中にキスしたり、内輪ネタで盛り上がったりすることが一切できなかった点が辛かったですね。2~3日毎に無理やりビデオセックスする時間を確保することがフラストレーションにつながることもありました。そのときに私の気分が乗らなかったら? 彼と喧嘩しちゃったら? 別の用事ができてしまったら? そういったプレッシャーによって、セクシーな気分どころではなくなったんです。

男性B:しばらく話せないこと。どちらかが仕事で多忙になったら、もう片方は辛い思いをする。お互いが努力し合わないと成立しません。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:Rubicon Solutions, Inc

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