出産が「めちゃくちゃ痛いもの」というのはみんなからよく聞くことだけど、じゃあ産後ってどんな感じなの? 

ママブロガー、ベッキー・ポープさんFacebookで公開した赤裸々な記事をもとに、コスモポリタン イギリス版がリアルな産後の一部始終をまとめました!

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出産の痛み:神様が「産みの苦しみ」を創造した時、一番最悪の痛みを想定して作りあげたにちがいない。

出産後初のトイレ(小さい方):検査のために採尿用の容器を持たされる。惨めな気分になるようだったら、そういうポルノ映画の女優になった、とでも思えばマシな気分になるかもよ。

出産後初のトイレ(大きい方):もう1回出産する気分にさせられる。でも、出産に比べたらずーっと小さいので大丈夫。

赤ちゃんとの出会いについて:本当に変な感じ。なぜなら、「まあ、かわいいわ!」「なんて美しい赤ちゃんなの!」って周りはみんな言うでしょうし、それはそのまま受け取るべきだろうけど、でも赤ちゃんの第一印象は、どう見ても紫色のシワシワの小さいおじいちゃんに血がべっとりと着いた状態なんだから。

男の子のオチンチンについて:一生このままだったら大変、って不安になるわ(笑)。

赤ちゃんの最初のウンチについて:黒くてドロッとしたタール状の何か。ウンチって感じじゃないわね。

最初のシャワー:出産後ガニ股でしか歩けない自分に愕然として、一生元には戻れないかも…って絶望するんだけど、シャワーそのものは本当にいい気持ちよ。

助産婦について:まず、いきなりやって来て赤ちゃんを取り上げる。で、オチンチンを握ったり、お腹をぎゅうぎゅうマッサージしてウンチをさせたり、フウフウ息を吹きかけて顔をボトックスでも打ったみたいにパツンパツンにしてから、はい、って赤ちゃんを返してくれる。

赤ちゃんの正体について:赤ちゃんは泣いてるんじゃない、あれは悪魔から指令を受けてあなたの精神を破壊するための工作なの。試しに他の人に抱っこさせてみて、即座に泣きやむから。なのに、あなたが抱っこすると一晩中泣いてあなたを眠らせないのよ。

授乳について:人生のうちで最も「吸い付く」っていう言葉を使う時期が授乳期。そして「誰かがしょっちゅう自分の乳首に吸い付く」なんていう信じられない出来事が現実に起こる時期でもあるわ。それに慣れた時自分は「母親になったな」っていう気持ちにもなるし「私は牛かよ!」って気持ちにもなる。

病院の食事について:出産の痛みの方がまだマシなんじゃないか、っていうレベルでマズい。

赤ちゃんのオナラについて:オナラもげっぷもシャックリもするわよ。「今のオナラ私じゃなくて赤ちゃんよ」ってみんなに言い訳して周りたくなるわ。

お見舞いについて:今まで会ったことのある人たち全員が来たがると思う。病院に来るだけなのに、まるでVIPにでもなったかのようなウキウキ感でやってくると思うんだけど、でも本当のVIPはあなただから。ただ、多分死んだようにグッタリしてると思うし、実際死人みたいな顔になってると思うから、面会はあなたが乗り気の時だけでOK

産後のお腹について:しぼんだ風船みたいになる。ゆっくりゆっくりしぼんでいく、そして悲しい気持ちになる。押してみるとブヨブヨしたトランポリンのよう。

お医者さんのアドバイスについて:彼らがまず最初に注意してくるのが「避妊」。そしてその後助産婦が代わる代わるやって来て「いかに今あなたが妊娠しやすい状態なのか」を解説しようとするの…でも、これってとんでもなく無意味だわ。だって、産後にセックスしたいなんて思う女はいないから。

産後の体調について:怒りしかないって感じね。脳みそ、目、ブヨブヨのお腹、尿道、お尻…すべてが怒ってる。

産婦に言いたいこと:心配するのはやめよう。あなたはスーパーウーマンじゃない。赤ちゃんのための「普通」も「完璧」もこの世にはないわ。ありのままのあなたが赤ちゃんにとっての「普通」であり、あなたが赤ちゃんにとっての「完璧」なの。赤ちゃんにとって頼りになるのはあなただけ。それって楽なことじゃないわ。きっと「私には無理!」って思う瞬間があると思う。でも大丈夫、日々楽になっていくのが育児なの。深呼吸、深呼吸。きっとあなたの息子たちは立派な暴れん坊に育つわ。そしてまた出産前の日常が戻ってくる。睡眠以外は…まともに眠れる日は当分おあずけね。

※ビッキーさんは自身の出産後に子育てブログ「Mummy Mumbles」を開始、自分の出産経験をコミカルにまとめています。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: 山下 英子

COSMOPOLITAN UK