とびきりロマンチックな時間が流れるはずの、ベッドの中。そんなとき、思わぬハプニングが起きた!という経験、誰もがあるはず。第1弾「わたしの失敗編」第2弾「カレの失敗編」に続く第3弾は、「ふたりの失敗」エピソード集。快楽を求めるがあまりに起きてしまったプチ事件に、思わず苦笑してしまうこと間違いなし。パートナーとのセックス時に注意するのが賢明かも⁉︎︎


【INDEX】


■プールサイドでの情事、丸見え事件!(30歳、アパレル)

学生時代に、女友達とグアムへ旅行した時のこと。ビーチでまったりしていたら、白人男性2人組に話しかけられた。20代後半で、地元のサーフショップで働きながらサーファーとして活動してる2人。ちょっと日本語が話せるところからも、日本人の女の子と遊んできたのがバレバレ(笑)。チャラいな〜と思いつつも、うちひとりのザック・エフロンに似た甘いマスク&程よくマッチョなボディにうっとり。明らかに興味がない友達を強引に説得し、4人で遊ぶことに。

私からの熱視線に気付いたのか、彼も最初から私に狙いを定めたよう。彼が運転する車でも助手席に座らされ、ドライブ中、彼の片手は私のひざをナデナデ。ビーチサイドのレストランでディナーを食べた後は友達と二手に分かれて、おしゃれなバーへ。強いお酒と彼の猛アタックに負けて、彼と熱烈なキスがスタート。

帰りにホテルまで送ってもらったけど、なんとなく別れが惜しくて。ホテルのプールが開いていたので、「一緒に泳ごう」と提案。暗いプールに2人きり、というロマンチックなシチュエーションに、気分は高揚しまくり。彼が私を抱きかかえるような形でたっぷりとキスを楽しんでいたところ、彼のモノが大きくなっているのを足で感じて。

酔っていたせいもあり、かなり大胆になっていた私。本当はその場でエッチしたかったけど、さすがにそれは制御(笑)。彼にプールサイドに座るよう指示して、彼のモノをお口で奉仕してあげることに。そんな私の行動にかなり興奮したようで、数分ほどで果てた彼。翌日また会うことを約束して、その日はお別れ。

翌朝、友人と朝食を食べるためにレストランへ。友人に昨夜の出来事を伝えようとしたその時、近くにいた日本人の男性グループの会話が聞こえてきたんです。「昨日の夜のあれ、すごかったよな〜」「プールサイドであんなことしちゃうなんで、大胆すぎるよ」「顔は見えなかったけど、女の子、日本人っぽくなかった?」…。サーッと血の気が引いた私の顔に気付いて、友達は「まさか、そんなことしたの⁉」と爆笑。「暗いし、見えないと思って…」と言い訳すると、友達いわく「プールの下のライトがあるから、上階の部屋のベランダからだとよく見えるんだよ」とのこと。

顔がバレなかっただけマシだけど、あまりの恥ずかしさにテンションはガタ落ち。旅先でハメを外しすぎるのは危険だと学んだ、ハタチの夏でした(泣)。

■記念日セックスのはずが…2人でトイレの奪い合いに発展(33歳、専門職)

結婚して2年が経つ夫と、結婚記念日を祝うためにポルトガル旅行へ。2人とも海産物が大好物ということもあり、海沿いの街に滞在することにしたんです。記念日当日は、ちょっぴりゴージャスに有名レストランに予約。いつもよりメイクに気合を入れて、ミニ丈のワンピースで気合いバッチリ。

ワインを飲みながら、生の貝類をたっぷりと堪能。帰り道は久しぶりに手をつないで海岸を通ったりして、いいムード。旅発つ前に「そろそろ子作りしようか」と話していたこともあり、ホテルに帰る道のりはベッドでのお楽しみに心が高鳴っちゃった。

部屋に戻ると背後から抱きしめられて、彼から熱いキスが。お互いの服をゆっくりと脱がせ合いながらベッドへと向かい、それからは夢のような時間がスタート。じっくりと体中を愛でるような彼の愛撫に、心まで溶けてしまいそうな感覚に。今度は私が彼に奉仕しよう、と身体を起こした途端、お腹がゴロゴロと言い出したんです。「食べ過ぎたかな?」とあまり気にもとめず、彼の身体に唇を這っていたのですが…数分後、感じたことのような激痛と吐き気を感じ始めて。我慢ならずにトイレへと駆け込むと、すぐさま激しく嘔吐。そのうえ下痢もしてしまい、トレイにこもりっぱなしに。

最初は「大丈夫?」とトイレの外から心配していた彼ですが、10分ほど経つと、「ヤバい、トイレに入らせてくれ」と切羽詰まった声が。重い身体を動かしバスルームから出ると、真っ青な顔の彼がトイレへと駆け込んで行き…私と全く同じ症状に。彼の心配をしながらも、また吐き気を催してきた私。彼がいるのもお構いなしにバスルームへ突入、シンクでひたすら嘔吐の繰り返し…。そんな地獄絵図のような状態が3時間ほど続き、ようやく少し落ち着いた時にはもう朝方。力を振り絞ってホテルのレセプションにコールして症状を伝えると、「生の貝は食べましたか?」と聞かれ。「はい」と答えると、冷静に「食当たりですね」という答えが。

結局それから3日間は終日ぐったりしながら、ベッドとトイレを往復。もちろんセックスなどする気も起きず、ノーセックスのまま帰国日に(泣)。今となってはいい思い出ですが、その後、海外で生の海産物を食べなくなったのは言うまでもありません…(笑)。

■他人の家でのセックスに大興奮♡するも…留守中の友人宅で起こった悲劇(27歳、金融)

長期出張に行く友人から、愛猫の世話を頼まれた私。毎日夕方、ご飯をあげに行っていました。週末は彼とのデートだったので、夕食の後に寄っていい?と断って、彼を連れて友人の家へ。

トイレ掃除とご飯のセットも終わり、帰ろうと声をかけようとすると、たまたまテレビで放映していた映画に見入っている様子の彼。「これだけ観てから帰ろう」と言われ、"ま、いっか"と応じ、ふたりで映画鑑賞がスタート。彼にもたれかかった状態で観ていたら、なんとなくいい雰囲気に。

いつもと違う場所に刺激されたのか、「帰ってからしようよ」と優しく説得しようとするものの、止めない彼。だんだん私もヤル気が起きちゃって、本気モードに。ソファの上で対面座位で挿入していると、彼が私を抱っこしたままキッチンへ移動。カウンターに私をもたれかけさせた状態で突いてきたんです。そんな刺激的なセックスに、私も感じまくり。体勢を変えようとして動かした次の瞬間、カウンターに並べてあったグラスコレクションがガシャガシャーン!と音を立てて崩れ落ちたんです…!

その音を聴いて、我に返った私と彼。すぐさま落ちたグラスを確認しに行くと、その数は10個以上、もちろん床はカオス状態。友人がコツコツと高級グラスを集めていることを思い出して、顔じゅうから冷や汗が…。「どうやって謝ろう…」と頭を巡らせながら、呆然と立ち尽くす私を横目に、無言でグラスの破片を拾い始めた彼。素っ裸で掃除機をかけている私達のことを、ジッと見つめる猫を発見し、彼と「この子が言葉を話せなくて本当に良かった…」と言いながら、思わず苦笑い。

結局友人には足を滑らせて転倒し、グラスを割ってしまったと謝罪。そんな私に「大丈夫だった?」と優しく声をかけてくれた彼女の心配そうな顔を見ていたら、罪悪感でいっぱいに。断られたものの、彼と相談して、多めのお金を渡しました。たった1回のセックスのために、友人のコレクションを壊し、さらに大きな出費をしてしまうという失態を犯してしまった私達。人の家でのセックスは、もうこりごりです(笑)。

第1弾わたしの失敗編もチェック

第2弾カレの失敗編もチェック