人生はかくも悲しく可笑しい…ふとそんなフレーズが頭に浮かぶビックリニュースを、コスモポリタン イギリス版で発見。

職に就けず、借金を抱え、おまけに弟の糖尿病の治療費も必要、というジリ貧状態に陥ったルーマニア人青年のセブさん(29)。どうにも首のまわらない彼が最後に思いついた手段、それは「自らの童貞をオークションに出すこと」。

"大事な童貞をお金で売ります"という、なけなしの一手。ところが…。買い手はゼロ(泣)。恥ずかしさも見栄も捨て、覚悟を決めて売りに出したのに、誰も買ってくれなかったのだという。

「なぜなんだ…」セブさんはリアルに打ちひしがれたらしい。

地元の新聞に打った「健康的な肉体、焼けた肌。僕のヴァージンをバーゲン価格の850ユーロ(約11万円)で売ります」という広告文に工夫が足りなかったのか。もっと挑発的な文章で誘えば良かったのか。あるいはエッチな絵文字を使えば良かったのか。

セール期間が終わった今となってはわからないことだが、セブさんはいまだに納得がいかないのだそう。

「女性を対象に絞ったわけじゃないのに、ゲイからも引き手がなかったんだ。 まるで世界中から"君はナシ"って言われたような気分さ。凹むよ…」。

もちろん、広告自体がただのジョークだと思われた可能性もあるが、いずれにせよ彼は打ちひしがれている。

「本当にわからないんだ。あわよくば向こうからもっと高い金額を提示してくれるかもしれない、とすら期待してたのに、ゼロだなんて。そりゃブラッド・ピットよりは見劣りするけど、これまでずっと畑仕事をしてきて、鍛え上げた身体はけっこういい線いってるはずなんだけどな。みんな興味持ってくれると思ったのに…」と<Yahoo!>で語っている。

余談だが、交通費は"別払い"希望だったそうだ。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Captain & Me, Inc.

COSMOPOLITAN UK