28歳のニクサリーナ・ワトソンは、セックス&恋愛をテーマにした<Sex & London City>を執筆するブロガー。そもそも、彼女がセックスとオーガズムを1年丸々おあずけにした理由って!? コスモポリタン イギリス版の記事からご紹介。

「私の名前はニクサリーナ・ワトソン。1年間、ノーセックスで過ごすことにしたの。1年に限らず、たとえセックスしなくても、自分のことを大切にしてくれる人が現われるまで。

私はセックスブロガー。だから、出会う男性はみんな勘違いして、ヤル気満々になる。でも、しばらくして、セックスだけが目的の男性とデートすることに嫌気が差してきたの。

これまでの人生で3人の恋人がいたわ。でも、今は誰とデートしても、昔感じたような、純粋な絆が実感できない。彼らが興味を持つのは私のブログの中身のみ。セックスの相手としてではなく、真剣に交際したい相手として見てもらいたいの。

去年の夏に付き合っていた彼とは特別な何かがあるって感じていた。本気で好きだったけど、実は彼にはほかに付き合っている女性がいて、結局彼女とカップルになったの。要するに、彼はセックスにしか興味がなかったっていうこと。捨てられた私は深く傷ついたわ。

そこで、今年は強行手段を取ることにしたの。私にとって恋愛とは、一緒にいて楽しい人と、長い時間をかけてお互いをより良く理解し合うということ。とはいえ、出会った男たちはみんなヤルことばっかり求めていたから、この際、人として"私のことをもっと知りたい"と思ってくれる男性を見つけるために、セックスはおあずけすることにしたの。

男性にとって、セックスとは体のつながりを意味する行為。女性にとっても同じことが言えるけど、女性の場合、体のつながりよりも、気持ちが先行しがち。だから、体がつながるまえに、心をつながらせたい、というのが私の願い。

この"ノー・セックス"ポリシーは徹底的に守っている。キスはしても、それ以上は一切なし。

ちなみに、オーガズムもおあずけにしているの。セックス無しで数カ月過ごした後、1日に最高3回バイブレーターを使っていたわ。その頃は、盛りのついた犬みたいに、性欲のなすがままになっていた。ところがバイブレーターを使いまくっていたら、しばらくして、クリトリスの感度が落ちたことに気づいたの。だから、バイブレーターも今は使っていない。

ノーセックスと決めてから、数回デートはしたけれど、そのことは誰にも言っていない。まず、私自身を知ってもらいたいから。

1度もセックスすることなく「この女性と真剣に付き合おう」と決心することが男性にとってどれだけ大変か、十分にわかっているつもり。表面的にはきれい事に聞こえるけど、実際、オイシイ思いをせずに、1人の女性にコミットできる人なんている? いずれにせよ、私はあくまでこのポリシーを曲げないわ。

でも、まさかこんなに大変とは思いもしなかった。自分の性欲なんて人並みだと思っていたから。彼氏がいればセックスを楽しむけど、やらないと決めた以上、できないとわかっているからこそ、よけいセックスがしたくなるみたい。

いつか再びセックスをする時は、花火と爆発が同時に発生したような、ドラマチックなものになってほしい。『恋人として付き合っていく』と決めたと人とセックスするなんて無理な目標かもしれないけど、だからこそ特別なものであってほしい。

ネット上のデートが浸透している現在、男女間のつながりは希薄になってきてるって感じるの。だからこそ、次にセックスする人は、真剣に付き合っている人で。

次のセックスが、人生で最高のものになりますように」

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:Rubicon solutions

COSMOPOLITAN UK