複数と付き合い、肉体関係を持ってもOKという、束縛や嫉妬心とは無縁の新しいタイプの恋愛関係"ポリアモリー"。その斬新すぎるスタイルについては、こちらの記事でも紹介済み。

今回は、このスタイルを実践するカップルのリアルな体験談を、コスモポリタン アメリカ版よりお届け。

[youtube ]https://www.youtube.com/watch?v=Pp73yjLnP2A&feature=youtu.be[/youtube]

ケイレブトランは、ブルックリンで同棲中のカップル。

「人間ですもの。セックスしたくて当然だわ」と話すトランはある日、自宅で仕事していた際、用がありケイレブの部屋へ。

すると、部屋の中ではケイレブと他の女性"真っ最中だった"そう。

「私はそれを見て『あら…2人ともビューティフルね。えーと、ケイレブ、私買い物に行ってくるね』って言ったの」

付き合い始めて2年経った頃、2人はお互いに"モノガミー"(一夫一婦主義)を窮屈に感じるようになっていたのだそう。それでも互いに愛し合い、窮屈さを理由に別れることができなかった2人は、ポリアモリーという恋愛スタイルを選んだ、とのこと。

協力し合いながら、同じような考え方や恋愛スタイルの人々との関係を築いていったケイレブとトラン。

相手が他の人とデートしたりセックスしたりすることを知りながら、喜んで送り出すよう努めたという2人の間に、ジェラシーは生じなかったのだろうか。

「ジェラシーは、他の感情を押しのけて頭の中をいっぱいにしてしまう」と語るのはケイレブ。

「でも、僕はあえてそれに抗わず、身を任せてみることにしたんだ。もちろん、『こないだの相手がすごくて、まるで噴水みたいにイっちゃったの』なんてことを積極的に聞きたいとは思わないけど」

「カゴに閉じ込められた綺麗な青い鳥が、相手を求めて"さえずり"してるのって可哀想じゃない? だったら、解放してあげたほうがいい。でも、代わりに毎朝窓辺にやってきて、愛を伝えてくれたら最高だよね」とケイレブが言うと、トランは「あら…すごくスイートな例え方ね」と笑う。

不特定多数の相手と関係を持つことの一番の良さは、多くの人と親密強い関係を築けることなのだそう。それにより、自分という人間をより深く知ることに繋がる、と2人は話す。

「いつも一緒にいると、"会いたい"って思うこと自体が結構難しかったりするけど、他の誰かとのデートからトランが帰ってくると、"会えてよかった、トランに会いたかったんだ"って実感する。妙な話だけどね」というケイレブ。

お互いを100%信頼し合い、何でも話し、満たされた様子の2人を見ていると、改めて"愛のある関係"とはどういうものなのか考えさせられる。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Captain & Me, Inc.

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