付き合いが長くなった2人が「そろそろ一緒に暮らす?」と考えるのは自然なことでもあるけれど、大きな決断ともいえるはず。2人の関係がもう1歩進むことを意味するのだから、これってとってもハッピーなこと!

とはいえお互い別の人間だから、暮らしてみて初めて感じる違和感や、相手の意外な一面にショックを受けることも。そこでコスモポリタン アメリカ版から「同棲カップルが直面しがちなジレンマ」をご紹介。同棲を考えている人はぜひ参考にして。

1.テレビを相手に占領される

疲れて帰ってきてから寝るまでの時間はかけがえのないもの。一息ついてテレビを見るようと思っても、1台しかないテレビを相手に占領されていたら? 一人暮らしのときは何の番組を見ようと、どれだけチャンネルを変えようと自由だったのに! 「いつも同じ番組を見たい2人」ならいいけれど、大抵は片方にテレビを譲るか、無理して一緒に見るかのどちらか。もう1台テレビを買って別々に見るのもアリだけど、せっかく同棲しても家の中ですれ違ってばかりって、それも…ねえ?

2.睡眠時間が短くなる

一緒に生活する2人なら、起床と就寝のリズムを合わせないとシェアする時間が少なくなってしまうもの。一緒に朝食を食べようとすれば、早く起きる方の時間に合わせ、相手が夜型の場合、ついつい夜中におしゃべりが盛り上がる。そんな風にお互いの時間帯に歩み寄るのは良いことだけど、理想的な睡眠時間の確保は難しくなってしまうのも事実。

3.人目が気になる

人は誰しも奇妙な癖や習慣があるもの。スイカを食べるときは必ず先に種をくり抜きたいとか、食パンは耳を先に全部食べないと気がすまないとか。自分ひとりでは気にならないけど、人に見せるのは恥ずかしい…その手のことって、今後は相手がいないときに隠れてやるしかないのかしら?

4."清潔""整頓"の基準値が異なる

まったく同じ人間でない限り、"清潔""整頓"の基準値は異なるのが現実。つまり2人を比較すれば、どちらか片方の方が"キレイ好き"だし、もう1人の方がズボラなもの。加え、水回りだけは清潔でないと気がすまないとか、ベッドメイキングだけは欠かしたくないとか、気になる点も案外違う。これは大きなストレスになりかねない重要なポイントだから、レベルの高い方に低い方が合わせるしかないのかも。

5.金銭感覚が違う

これまでは「今月使い過ぎちゃっても、来月で収支を合わせればいいや」と思っていたかも。でも2人暮らしとなると、家賃や公共料金、食費など、2人で使うお金が増えるだけに、相手に迷惑をかけないためには最低限のお金の管理は必要に。どちらか得意な方が管理するという手もあるけど、やらない方へのストレスがたまるのがオチ。

6.スケジュールを立てるのも一苦労

デートする日を設定すれば、後は何をしても自由だった日々は過去のこと。同棲すれば、相手のスケジュールも知った上で自分の予定も立てるのが基本に。2人で出掛ける日、別行動の日、この日は私の友人が家に来るけど、この日は彼の友人のパーティにお呼ばれなどなど、予定はどんどん複雑に。スケジュールのシェアアプリを見ないことには、もう何の予定も決められない…。

7.共同購入するものすべてに、話し合いが必要

私はリビングルームに敷く新しいラグが今すぐほしいけど、彼はそれより新しい家電が必須と考えているかも。または新しいベッドを買いたいけど、布団派の相手には必要のないもの。インテリアの好みも違うとなれば、家にまつわるすべての買い物にイチイチ話し合いが必要に! ああ、面倒くさい!

8.ケンカが増える

好みも似てるし仲も良いから同棲生活もきっとうまくいく――そう思ってスタートしても、必ず「あれ?」と思うことは出てくるもの。最初のうちはケンカが増え「同棲したのは間違い!?」と思うけど、それはいつか時間が解決してくれるはず。大小さまざまなケンカを経て、お互い歩み寄るポイントを把握すれば、2人の関係はより確かなものに!

頑張って♡

この翻訳は、抄訳です。

Translation: 宮田華子

COSMOPOLITAN US