オーストラリア、ブリスベン在住のケイト・ヒルさんが双子を妊娠したとき、歴史上10人しか存在しなかった女性たちの仲間入りをすることに…。コスモポリタン アメリカ版によると、彼女は「10日間で2回妊娠する」という、非常に稀なケースを経験したそう。

でも、それって一体どういうこと…?

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オーストラリアの『Today Tonight』に対してケイトさんが語ったところによると、彼女は多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)という病気を患っているため、排卵するにはホルモン治療を受ける必要があったのだとか。治療を受けた後、彼女が夫のピーターさんとセックスを1回だけしたところ、めでたく妊娠。ところが、妊娠中であるにもかかわらず再び排卵が起こり、数日後にもう1人赤ちゃんを授かるという驚きの現象が…。これはつまり、夫の精子が1度のみならず、2個目の卵子を受精させられるほど長く生き残っていた、ということのよう。

ケイトさんのケースは「過受胎」と呼ばれるそうだけど、あまりにも稀であるため、彼女の産婦人科医は「インターネット上でさえ、これに関する医学文献を見つけることができなかった」とコメント。

『BBC』が報じた内容では、「妊娠すると通常、毎月ある排卵が止まりますが、ごくごく稀に、受精後にもう1つの卵子が放出される場合があります。その卵子が受精すると、着床して健康な妊娠につながる可能性があります」。

現在は、無事に生まれた娘さんたちと幸せに暮らしているケイトさん。娘さんたちは双子でありながら、血液型、体の大きさ、体重、妊娠の発達状況なども異なったんだとか。

「娘たちが生まれてくるまで、今回の妊娠がこれほど特別なものだったなんてまったく知りませんでした」と話すケイトさん。一方旦那さんは、「ホールインワンを出したといえるかもしれません(笑)」と語っているそう。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:Rubicon Solutions, Inc

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