結婚を機にフランスに移住した筆者ですが、女性の体へのこだわりも日本とは違って驚きがあるもの。

渡仏後フランスの薬局で衝撃を受けたことといえば、"アソコ用石鹸"売り場が日本のそれと比べて3倍以上のスペースを占めているということ。しかも、薬局によってはレジ横の大事なスペースを陣取っています。日本ではまだ馴染みが少ないものですが、フランス人女性にとってはマストアイテムのよう。

まず驚いたのはサイズ

500ml、750mlなど大容量サイズが当たり前で、日本のボトルシャンプー並みの大きさのものまで。敏感肌用、乾燥肌用、普通肌用など肌質に選べるものや、ブランドも豊富です。

デリケートゾーン用石鹸を使用する理由を友人に聞くと、母が使っていたから、婦人科で薦められたからなど、当たり前のことのように教えられることのよう。筆者もフランスの産婦人科に行った際、デリケートゾーン用石鹸をちゃんと使っている?と質問されました。

また、アソコ用ウェットシートもアソコ用石鹸に並び、定番アイテムのよう。生理中の不快なときや、汗をかいたときなど、体を拭くのに使うとの声もありました。

フランス女性のデリケートゾーンケア

子どもでも使える石鹸もあるとのことで調べてみると、<Saforelle>というメジャーブランドの中には4歳から使えるMiss向けデリケートゾーン用石鹸も販売していて、洗顔用、ボディ用に続きアソコ用石鹸と当たり前に生活の中に馴染んでいるようです。

体の大事なパーツだからこそ、清潔に保つというカルチャー。日本人女性も学ぶところがありそうですね。