長く続いた関係でも、「もう続けられないかも…」と思うことはあるもの。でも同時に、本当に別れてしまっていいのか、迷うものでは?

そんなあなたのために、コスモポリタン イギリス版が、別れる前に試しておくべきことを、人間関係セラピストのエイミー・ハートスタインさんにリサーチ。「効き目があるかどうかは分かりませんが」と前置きしつつ教えてくれたのは、以下の5項目。

1.心の中を打ち明ける

「まず、話し合いましょう」とハートスタインさん。ただし、ただ悩んでいるとは言わないこと。本心をさらけ出して、別れることや離婚を考えているところだと伝えるべきだそう。勇気のいることだけど、そうでないと、相手はどれだけ事態が深刻か、分からないのだとか。私たちはよく、不満だとか苦労しているとは口にするものだけど、それだけでは、あなたがどれだけせっぱつまっているかは伝わらないそう。

2.具体的に話す

あなたが何に苦しんでいるのか、正確に伝えることが重要。「何がうまくいっていないのか、説明しましょう。あなたが求めていることを伝えるのです」。ただ不満だと言っても、相手は何を変えるべきなのか分からないもの。コミュニケーションで苦しんでいるなら、そう伝えること。もし、もっと2人だけの時間が欲しくて、相手が週に5日も残業しているのが問題なら、とにかくそれを口に出すこと。それが妥協点を模索するための第一歩になるとのだとか。

3.支援を求める

友だちや家族に相談するのも役に立つけど、ときにはもっと大胆な手段に出ることも必要。「カップルカウンセラーに相談することも検討してみてください」とハートスタインさん。短いつき合いなら、それほど努力する必要もないけど、何年も人生をともに過ごして来たのなら、何でも試してみようと思うかも。これをするかどうかはあなた次第。

4.よく聞く。そして話し合う余地を残す

不幸せな関係において、どちらか一方だけに責任があることは稀なもの。自分が苦しんでいることをすべて吐き出したら、今度はあなたが相手の言い分をきちんと聞く番。別れる前に、自分がこの関係を改善できることはないか、お互いに歩み寄ることはできないか、聞いてみること。あなた自身も2人の関係を損なっていることがたくさんあるかもしれないので、相手に望むのと同じように自分も変わる準備を。

5.もう一度チャンスを与える

もう一度ゼロからやり直すためには、胸のつかえをすべて取り除くことが必要。ハートスタインさんは、「心を開き、正直になる」ことの重要性を強調し、その上で相手にもう一度やり直すチャンスを与える必要があるとアドバイス。これはとてつもなく難しいことで、苦痛でもあるけれど、先に進むにはこれしかないのだとか。あなたが過去の荷物を引きずり続け、相手が変わるのを待っている限り、2人の関係はうまくいかないそう。だから、別れる前にやるべきことはやっておくこと。

別れるべきかどうかを決める最良の方法は、心から率直になって、相手の批判にも耳を傾けるというハートスタインさんのアドバイスにしたがうこと。これでもうまくいかなかったら、そのときは相手と別れるときかも。でも、誠実に対処したあなたには、きっと別の素敵な相手が待っているはず!

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:mayuko akimoto

COSMOPOLITAN UK