「パートナーが落ち込んでいる時、それは少なからずあなた自身にも影響を及ぼすもの。だから、相手の気持ちを完全に上向きにすることはできなくても、気づいてサポートしてあげることはできるはず」と話すのは、人間関係のコーチングをしているタラ・カフェルさん。

そんな彼女がコスモポリタン イギリス版に、パートナーが落ち込んでいる時に励ます7つの方法を伝授! 彼の様子がどこかおかしいとき、スランプに陥っているときなどに、ぜひ参考にしてみて。

1.気づいて、聞いてあげる

「普段からパートナーと心を交わし、親密な関係を築くことができていれば、何かがおかしい時には気づくはず。そんな時は、身構えたり、攻撃的になったりせず、『ちょっと最近様子がおかしいと思って。何かあった?』と優しく聞いてあげましょう。思いやりを示し、相手の変化に気づいていることを伝えてあげることによって、パートナーが重い口を開くきっかけになるかもしれません。つまりは、相手が話しやすくなるような、安心で安全な空間をあなたが作ってあげるということです」

2.相手の努力を認めてあげる

「これは健全な人間関係を築く上で大切な基礎であり、特に愛する人をスランプから抜け出せるように後押しする上でも効果的。相手をきちんと見つめ、相手が成し遂げた成果を認めて、褒めてあげましょう。例えば、もしパートナーが毎日長時間働いて、さらに仕事を自宅に持ち帰ってまであなたの生活を支えてくれているのなら、そのことを素直に感謝しましょう。もしパートナーが家族のために必死で時間を捻出してくれているなら、それに気づいていることも伝えてあげましょう」

3.自分も大切にする

「時に私たちは、どんなに頑張っても、パートナーを助けてあげられない時もあります。それは仕方のないこと。そんな時は、無理したり落ち込んだりしないで、自分がハッピーでいられるように努めてください。そうすれば、いずれ事態は好転するはず。くれぐれも反抗心や怒りに駆られて、パートナーと同じような暗い世界へ落ちていかないように」

4.助けを求めることを促す

「パートナーの側に一生寄り添い、支えていける存在はあなた自身です。でも時に、プロの助けを借りることが賢い選択な場合もあります。助けを求めるのは何も恥ずかしいことではないということ、そしてそれが相手の幸せを思っての提案であることをパートナーに伝えてあげましょう。もちろん、いざ行くとなった場合、精神的なサポート役として付き添ってあげるのもいいでしょう」

5.できる範囲で、相手の負担を減らす

「場合によっては、パートナーの状況が落ち着くまで、あなたが相手の抱える負担(仕事や家事など)を肩代わりしなければならないこともあるかもしれません。そんな時は、それは一時的なことであり、長い目で見れば2人の幸せのためだということを忘れないで。それに、もし逆の立場だったら、相手もきっとあなたのために同じことをしてくれるはずです」

6.相手に合ったサポート体制を作る

「私たちは時に、"自分だったらこうして欲しい"という基準で助けの手を差し伸べてしまいますが、もしかしたら相手は全然違うことを必要としているかもしれません。例えば、落ち込んでいるパートナーをそっとしておいてあげようと1人にしてみたものの、実は彼は誰かに側にいて欲しかった…なんていう可能性も。できれば、相手に『何をして欲しいか』を聞いて、それを実践するのが1番いいでしょう」

7."何が幸せか"を見つめ直す手助けをする

「人生において様々な出会いと別れ、始まりと終わりを繰り返していく中で、"幸せ"の定義も変わってくるものです。それについて一緒に話し合いましょう。もしかしたら、幸せを感じるものごとが変化し始めていて、一緒に新しい幸せの形を見つけ出す必要があるのかも。しっかりとコミュニケーションを取って、心をオープンにし、一緒に新しい可能性を模索してみるといいでしょう」

生は山あり谷あり。でも、しっかりとコミュニケーションを取り、正しいサポート関係を築ければ、あなたとパートナーは何度でも"幸せ"の形を再構築していくことができるはず。

この翻訳は、抄訳です。

Translation: 名和友梨香

COSMOPOLITAN UK