即座に気づく相手の嫌な部分ってない? バーテンダーに対して嫌な態度をとる、体臭がキツい、クチャクチャ音を立ててガムを噛む…こういう欠点なら、すぐに「この人無理!」と気がついて、デートをさっさと切り上げジ・エンド、となるはず。

でも、中には即座には気がつかないけど、後でじわじわ2人の関係に影を落とす要因が。

それらは一見本当に些細なことのようにしか思えないし、当分は全く2人の関係に影響がないように見えるけれど…後になって決定的な別れの要因になってしまう、というケースも。

そこでコスモポリタン アメリカ版の恋愛ライターが、カップルをいずれ破局に導く可能性のある要因6つをリストアップ。

注意して欲しいのは、これらが長期的には深刻な問題になりうるにもかかわらず、多くのカップルが見逃しがちだということ。もちろん、次にあげる事柄が世の中のすべてのカップルの関係をぶち壊すとは限らないけど…常に互いと向き合って話し合ったり、一方の妥協が必要になったりするということは覚えておいて損はないかも。

1.子供に対する考え

女性にとってはタイムリミットがあるにもかかわらず、つい後回しにしてしまいがちなのがこの問題。付き合い始めて割とすぐに意識はするのに、よほど現実が迫ってこなければ先送りにしてしまう人が多いこのテーマ。子供が欲しいかどうかなどについては、早めにはっきりさせておいたほうが良いかも。将来、パートナーの子供に対する考えが自分と真逆だった、と知っても後の祭り。人の考えは変わることだってあるけれど、人生の折り返し地点の年齢になってから「やっぱり子供が欲しくなった」と言われても、簡単に出来ない場合もあるのでご用心。

2.キャリアゴール

仕事に命をかける人もいれば、ただお金のためにやっている人もいる。どちらが正しいとは言えないけれど、もし最初からパートナーの働き方に不満があるなら、将来それが重大な問題になりうる可能性大。一緒に住み始めたのに、彼は忙しすぎて夕食はいつもひとりきり…それでも我慢できる? 一方で覚えておきたいのは、逆に仕事でまったく目立った業績がない人が、いきなり社長になるなんてこともありえない、という点。

3.遊び好き

あなたは家庭的なのに、パートナーは夜遊び大好きで朝帰りはしょっちゅう。そんな時あなたは「いつか大人になったら落ち着くんだから、我慢するのは今だけ…」と思ってない? こういうタイプの人は楽しいし、たまにカップルで一緒に出かけるととても充実した時間を過ごせるはず。でも「この人の遊び癖さえ良くなれば完璧なんだけどな」と考えるのは、ちょっとリスキーかも。確かに、彼の今の生活はただの人生の通過点なのかもしれない。でもひょっとしたら、数年経っても遊び癖は変わらず、関係はどんどん悪化してある時破綻を迎えるかもしれない。相手が変わることを期待するより、相手の遊び癖があなたにとって許容範囲なのかどうか、一度真剣に検証してみて。

4.お互いの性欲レベルが違う

性欲のレベルは人それぞれ。それにセックスだけが恋愛の全てではないけれど、健康的な性生活が恋愛において重要と考える人は多いはず。もちろん、パートナーが求めてきた全てを満たす必要はないけど、でもセックスについてオープンに話し合える関係性はとても重要。もし2人がどの程度の性生活を欲しているのかという点と、実際どの程度満足を得られているかにズレが生じてしまったら、それは深刻な問題になりうるかも。出会ったばかりの頃は誰しも興奮状態で、性欲のレベルの違いに本当の意味で気づくのは何週間か何カ月も後だったりするから厄介。

5.過去の恋愛癖

付き合い始めの頃は相手の過去なんかどうでも良くて、今の自分たちの関係しか見えていなかったりするもの。それはそれでいいけれど、実は相手が過去に浮気ばかりしていたり、関係が常に長続きしない人だったりしたら、今回もそうなる可能性大。たとえ今はよくても、束縛を嫌う相手や浮気性の相手とでは将来どうなるかわからない、という不安につきまとわれることになるかも。

6.宗教観

単に付き合っているだけの間はそれほど問題にはならないけれど、でもいざ結婚となると? たとえば相手がカトリックだったら、「教会で式を挙げるか否か」といった議論が持ち上がってくるはず。続いて子供ができたら、子供の宗教はどうするの?とか。宗教については早い時点で話し合っておくこと、そして相手の意思が変わるのを期待しないことが肝要かも。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: 山下 英子

COSMOPOLITAN US