出会いを求めながらも、億劫になったり、いいなと思っても声をかけられなかったり。それは、もしかして今の自分に自信が持ててないからかも? マネごとじゃない"自分に似合う"がわかれば、自分に似合う人も、惹きつけられるんです。(4回連載)

流行りのものが自分に似合うとは限らない

服やメイクは人それぞれ「似合う」「似合わない」が存在します。友達は、みんなうまく着こなせているのに自分は着られない服があったり、雑誌に書いてある通りにやってもメイクが上手くできなかったり。

これが、何を着てもなんとなく似合ってしまう20代前半だと気にならないのに、歳を重ねアラサーになってくると、去年まで着られた服すら違和感が生じることがあります。実際に「年々、着られる服が減ってしまっている」「何を着ればいいのか分からない」そんな相談をよく受けます。

人と出会って、まず最初に自分を伝えるのは言葉や立ち振る舞いでなく、その「見た目」です。

「特別オシャレにならなくても、せめて印象がいい見た目になりたい」

そんな風に思いながら、ビジネスの場では「しっかりした服」、婚活では「男ウケ重視」と、世間一般で「これが無難」と言われる外見につい逃げてしまっていませんか?

無難な服、メイクを選ぶことが結果的に個性を消す結果になり、「印象がいい」外見でなく「印象が薄い」外見に迷走してしまう女性が増えているように感じます。

これは「愛の反対は憎しみではなく無関心」という言葉と似ていて「印象のいい外見の反対は印象の悪い外見でなく、印象に残らない外見」なんじゃないかと感じています。

とはいえ、それでは印象のいい外見とは一体何か?

それこそが「似合う」外見です。

似合う外見って…?

20代と30代では、似合うものが違ってくる【出会いの第一印象】pinterest

自分の特徴を理解して、似合うファッションやメイクを取り入れることで印象がよくなり、存在感が増します。これが似合う外見です。

こちらの女性は左のビフォーだと、スカートの柄が可愛すぎてしまい野暮ったい雰囲気になってしまいます。

しかし、女性らしい華やかさを感じるワンピースと、スッキリとした印象のピンクのベルトを付けることで一気に垢抜けて見えます。

これは、この方が最初から持っているテイストが「エレガントゴージャス」という華やかさであり、豊潤な雰囲気のファッションを取り入れることで変身するのです。

男性でも同じように印象が変わります。

20代と30代では、似合うものが違ってくる【出会いの第一印象】pinterest

こちらの男性は「エレガント」というテイストで柔らかい素材感とグレイシュが似合います。

優雅で落ち着いた雰囲気が必要な方です。

左(ビフォー)に比べ右(アフター)の方が頼もしく、信頼できる印象になります。

実は洋服の値段自体はビフォーよりアフターの方が安いのですが、逆に見えるから不思議ですね。

20代と30代では、似合うものが違ってくる【出会いの第一印象】pinterest

同じ服を着てみても、左の女性(似合わない)と右の女性(似合う)で比べるとこんな風に印象が変わります。本人がどんなに可愛らしくても、似合わない服を着ると驚くほど印象が下がってしまうものです。

逆に似合うファッションになるとこんな風に垢抜けて素敵になります。

20代と30代では、似合うものが違ってくる【出会いの第一印象】pinterest

こちらは実際に「88診断」という分析を行い、再現した結果の一部です。

このように視覚化すると人それぞれに「似合う」「似合わない」が存在することが分かるのではないでしょうか?

それに、似合う印象を理解しておくことが、新たな出会いの場でも自分を自然とよく見せるきっかけになるのです。

次回は、自分に似合う服やメイクとは一体何か? テイストとは一体、何なのか? をご紹介していきます。