たとえ状況がどうであっても、別れは辛いもの。ちなみに、<Good Housekeeping>が紹介した研究によれば、振るよりも振られる方の側がより辛いことが判明したそう。…なんとなく想像はつくけれど、その理由は?

科学者たちによれば、中でも「相手が自分以外の人を選んだこと」によって振られることが、単に振られることよりずっと心が痛むことを発見したそう。同じ理由で振られたことのある人なら、きっとその痛みが分かるはず。

この研究を行ったのはコーネル大学で、報告結果は学会誌『Personality and Social Psychology Bulletin(人格・社会心理学会報)』に発表された。

研究者たちは、第3者が関わっている場合の拒絶、そしてそうでない場合の拒絶という2つのシナリオに基づき、4種類の実験を実施したそう。その結果、600人の参加者たちにとっては第3者が関わっている場合のシナリオがより傷つくことがわかったそう。

科学者たちは、パズルをパートナーと一緒に解くことを断られたときの参加者の気持ちを測定すると同時に、彼らに対し、自分が拒絶される様々な状況を想像するように依頼。すると、相手が自分以外の人を選んだことが原因で自分が拒絶された場合、単に拒絶されるよりも傷つくことがほぼ共通していたそう。

「どれほど幸運に恵まれている人でさえ、自分が望む仕事、デート、友達付き合いが実現しない場合がある。拒絶されることを好む人などどこにもいないが、拒絶の種類によっては傷つく度合いが異なる」と、報告書に記載している。

イギリスの新聞<タイム>によると、できるだけ相手を傷つけないで別れたい場合、他の人を好きになったことが理由でないなら、その点をはっきり伝えると良いと勧めているそう。

逆の場合は、「別の人を好きになってしまったために、別れたい」という事実はできるだけ伏せておく方が良いとか。

著者は、「人生において他人からの拒絶を100%避けることは不可能である」と結論づけている。それを自分に言い聞かせれば、今後、自分が拒絶されたり、振られたりしても多少の慰めにはなるかも!?

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Rubicon Solutions, Inc.

GOOD HOUSEKEEPING