理由がなんであれ、パートナーとの別れはツラいもの。女友達から慰められながら家で号泣し、<Facebook>で彼の近況をチェックしたら、男友達とパーティー三昧で弾けている彼の姿を見て…なんでこんなツラい思いをしなきゃいけないの!? なんていう経験した人も多いのでは?

そんな彼の様子を見て、男ってダメージを受けにくい生き物なのかしら?と思ってしまいがちだけど、コスモポリタン イギリス版によると、何事もなかったかのように振る舞うことは、意外にも心を深く傷つけるのだとか。

さらに、男性は女性よりも長い期間、傷ついているというのは2000年に始められたとある調査裏付けられていること離婚した2,000人の男女の精神状態を69年の間隔を空けて調べたところ、男性は過去の真剣な交際からなかなか抜け出せていないことが判明したとのこと。

この調査に参加した女性たちは離婚した数年後に以前よりも外交的になった傾向が見られたものの、男性は、精神状態が不安定になったそう

つまり、女性は破局直後により深く傷つくものの、長期的に見るとそれを乗り越える一方、男性は破局後何年も悲しい気持ちをズルズルと引きずるということ。

別の調査もこのことを裏付けている。ビンガムトン大学で研究員として働いているクレイグ・モリスは、96カ国における5,705人を対象に、最後のパートナーとの破局後、どれほどの期間を経て立ち直ったかという点を調査したところ、平均的に言って、女性よりも男性の方が立ち直る期間が長かったことが判明したとのこと。

モリスは、「男性は、失った女性に代わる存在を探すために、他の男性との競争をゼロからスタートしなければいけないことを痛感するため、破局によってより深く傷つき、さらに長い期間苦しむ傾向にあります。別れた相手がかけがえのない大切な人だったと認識すればするほど、さらに深く傷ついてしまうのです」と解説する。

これがかったところで失恋による心の傷が癒えるわけではないけど、少なくとも、傷ついているのは自分だけではなく、彼も同じだということ。

この翻訳は、抄訳です。

Translation:Rubicon Solutions

COSMOPOLITAN UK