パートナーを選ぶときの理由や基準は人それぞれ。顔だったり、職業や収入だったり、趣味や性格などなど、いろんな要素が複合的に絡み合って選んでいるはず、と思っていたのだが…。コスモポリタン フィリピン版によると、実はそのどれでもなくて"身長だった"、という驚きの研究報告があったらしい。

<Genome Biology>という遺伝子医学関連の論文なのだが、ここでは1万3,068組の異性愛カップルを対象に調査したところ、カップルは身体的特徴、とりわけ身長が似ている傾向にある、というのだ。「身長でパートナーを選ぶことは、単なる偶然ではなく、社会的、生物学的に重要な意味を持ち、人口にも影響を与える」と記されている。

私たちは相手を背丈だけで判断しているとは到底思えないのだが…。それに論文には、それが遺伝子によるものなのか、もっと外的な要因なのか、はっきりとは明記されていない

そもそもなぜ自分と似た相手を選んでいると言えるのだろう? 自分と似たような存在に惹かれるから? 似た相手となら自分の遺伝子の良い部分が遺伝しやすくなると思うから? でもそれだと遺伝的に良くない部分も子供に受け継がれてしまうかもしれないわけで。

やっぱり考えれば考えるほどこの学説には無理があるような…。

一方で、女性は身体的にも遺伝子的にも優れている証拠だとして背の高い男性を好むという説もあるが、これも一概には言えないらしい。背の高い男性ガンになる可能性が高いとも言われており、もしそれが本当なら、余計に"遺伝子が優れている"とは考えにくいのではないか。

…となると、やっぱり遺伝子うんぬんより、自分が相手に感じる"直感"を信じたほうがよいのかも。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Captain & Me, Inc.

COSMOPOLITAN PH