コスモポリタン アメリカ版に衝撃のニュースが…。
59歳のクリスティーナ・カータ・ヴィラは、税金の徴収票を見て動揺を抑えきれなかった。その書類に、夫の法的な配偶者として自分の名前が書かれていなかったからだ。
クリスティーナが31歳年上の夫ガブリエル・ヴィラと結婚したのは20年以上も前。2人の間には息子が1人いて、世界中を旅して周り、ごく普通の夫婦のように暮らしてきたはず…唯一、夫が結婚した数カ月後に、妻に無断で密かに離婚手続きをしていたことを除いては。
すべての元凶は「お金」だった。裁判所が調べたところによると、ガブリエルは20年前に結婚した後、密かに弁護士を雇いクリスティーナの代理人を装わせ、自分達が住んでいる場所とは離れたドミニカ共和国で離婚の手続きを進めたという。すべては自分の財産を年下の妻から守るため。
何も知らないクリスティーナは、20年間自分をガブリエルの法的な配偶者だと信じて、彼の健康管理やアシスタントのような役目を務めてきた。が、実は彼らはとうの昔に離婚していたのだ。しかも現在、ガブリエルは前妻との間にもうけた娘に自分たちの家を売り渡そうとしているという。
クリスティーナは、離婚の事実を受け入れて身を引く気は毛頭なく、このように当事者の了解もなく本人も法廷に顔を出さないような離婚は違法だ、と主張しているとのこと。
実はこうしたケースは他にもあるらしい。2014年にも、ニューヨーク在住の男性が、離婚専門弁護士である元妻を訴えている。「自分に断りなく婚姻後の財産取り決めの書類を提出した後、密かに離婚を進めていた」という起訴内容だった。
※この翻訳は抄訳です