コスモポリタン アメリカ版の人気男性ライターが、女子の悩みに本音で答える相談コーナー。今回の相談者は、彼の元カノと自分を比べてしまい、セックスが思い切り楽しめなくて悩んでいる女子。

Q女性経験の多い男性と付き合うとき、どうしても自意識過剰になってしまいます。というのも、元カノたちが自分よりもセックスが上手だったら…と気になってしまうからです。モテる男性とセックスすることになると、そのことで頭が一杯になってしまって、楽しむどころではありません。これが理由で、付き合う相手は自分がのめり込まなくて済むような人ばかり。若かったときならともかく、今は25歳なのに、いまだにこの状態から抜け出せません。今のように妥協し続けたくはないけれど、本気で好きな(でも、女性経験が豊富な)男性と付き合う自信がありません。どうか、アドバイスをお願いします!

A <コスモポリタン>には、君がベッドでもっと楽しんだり、相手とより一層心を通い合わせたりするためのアドバイスが紹介されているよ。こういうアドバイスを紹介している理由は、セックスが楽しい行為だから。それに、巷にはセックスに関する恐怖心や誤解が溢れかえっているから。大抵、セックスの話題になると、人は恐怖心を煽ったり、羞恥心を感じさせたり、不安感を餌にしていたりするもの。

読者の中にも、セックスが苦手な女性がいることはもちろん理解できる。あたかも、ありとあらゆる体位を知り尽くし、様々なプレイをこなし、男を喜ばせるテクニックを完璧にマスターした、という夢のようなセックスの女神が存在でもしているかのように。それに、こっそりと彼がネットで検索したエッチなキーワード、元カノたち、(君の脅威となり得る)想像上の女性などにクヨクヨと悩んでいる女性たちがいることも知っている(ちなみに、こういうことで悩むのは、男子も同じなんだけどね)。君の質問に戻るけど、君が恐れているような、男子の性的願望をすべて完璧に満たすような女性なんて、この世に存在しないよ。

そもそも、誰でも君のような悩みを多かれ少なかれ抱えているもの。嫉妬心のない人なんていない。人間なんて皆、自分よりもセクシーな相手と比較しては自己嫌悪に陥ってしまうしょうもない生き物だ。こういう気持ちは、消そうと思って消えるものではない。

でも君も含めてみんな、なんだかんだ言って分別を持っている。君は、拒絶されることが怖くて、傷つかないで済む男性と妥協して付き合っていると言う。でも、君が自分の恐怖心を認め、それが足かせになって幸せになれていないことを冷静に把握していることは、ある意味、健全な見方だと言えるのではないかな。

君が次にすべきは、誰もが抱いている恐怖心というものは、実態のない幻想にしか過ぎないことを受け入れること。それを常に自分に言い聞かせれば、いずれ、腑に落ちるときが来るはず。

最後に自戒を込めて言うけど、この世に完璧な人など存在しない。君は君のままでいいんだよ。セックスなんて、2人の人間がお互いにし合うエッチな行為であり、1人だけが相手に対して「技を奉仕する」ものなんかじゃない。完璧な性生活を送っている人なんて誰1人存在しない。おまけに、100%完璧なセックスも存在しないことを覚えておけば、もっと気楽に構えられるのではないかな?

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Rubicon Solutions, Inc.

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