女子会を開けば、必ず誰かひとりが言う「出会いがない…」。「私も!」と共感したアナタ、もしかしたら目の前にある出会いのチャンスを見逃しているだけかも? 「そんな出会い方、アリ⁉」とアッと驚くような、リアルエピソードを10話ご紹介!

出会いエピソード最終話は、アイドルの追っかけをするいわゆる"オタ活"での出会い。活動を共にしていた仲間との再会を機に、恋愛へと発展した体験談を披露してくれたのはS.Sさん(27歳、メーカー)。一見出会いと縁遠そうな活動にも、チャンスは潜んでいることが発覚!

-彼とはどこで出会ったの?

学生のときに、とあるアイドルの追っかけをしていて。彼(以下M31歳、出版社勤務)とは、追っかけ仲間を通して、そのアイドルのライブ会場で出会いました。ただ当時はそんなに仲がいいわけでもなく…ライブや追っかけをしているときに会ったら、挨拶をする程度。単なるオタク仲間、という認識でした

-彼との距離が縮まったきっかけは?

大学を卒業して就職したタイミングで、地方の都市に配属が決まって。アイドルの拠点は東京なので、それまで通りの追っかけ活動ができなくなってしまいました。そんな数年間を過ごしやっと昨年、東京の事務所に転勤になり、オタ活を再始動。そして、ライブ会場でMと再会したんです

なんとなく会話をしていたとき、Mに「家の近くに美味しいかき氷屋さんがある」と聞いて。食べることが何よりも好きな食いしん坊の私にとって、めちゃめちゃ魅力的なネタ。思わず「行きたい!!」と言うと、Mから「一緒に行く?」という提案が。下心はまったくなく、単に美味しいものが食べたいという食欲に従い(笑)、賛同しました。

それまでMとは、オタ活以外で一緒に行動をしたこともなく。カキ氷を食べに行ったとき、まじまじとMの顔を見つめていると、意外と外見がタイプなことに気付き。さらに仲間たちからの信頼が厚い人だったので、「なんか、いいかも…」と意識するようになりました。

-その後の進展を教えて!

カキ氷デートをきっかけに、お互いを誘い合う関係に。何度か食事デートを重ねるうちに、私の中で彼の存在がどんどん大きくなっていき…自然と付き合うようになりました。うまくいった大きな理由は、やっぱり共通の趣味があること。付き合ってからは一緒にライブに行ったりして、ふたりでオタ活を楽しんでいます

-彼との出会いで学んだことは?

やっぱり、どんな活動にも出会いはある!ということですかね。アイドルのオタクに関しては、実は私たち以外にも交際へ発展したカップルも多いんですよ。そのうちの1組は近々結婚しますし!同じアイドルを応援するということで自然と絆も深まるし、団結感がすごいので(笑)。

オタクと聞くと"気持ち悪い"や"ダサい"などのイメージを持つ人が多いかもしれませんが、実は美人だったり、優しい人、面白い人がたくさんいます。普段出会うことのない、多種他業種の方たちとも知り合えますしね!何事も食わず嫌いせずに、いろいろ試してみるのが出会いを発見するポイントだと思います♪

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