オフィスをはじめ公共の場での冷たすぎる温度設定は冷えやすい女性にとっての永遠の悩み。特に、彼との家で過ごすときや、寝るタイミングでの温度設定に、我慢したり、ケンカに発展した経験がある人もいるのでは?? 

同じ人間のはずなのに、なぜ女性は冷え性の人が多く男性は汗かきが多いって、本当に不思議だけど、コスモポリタン イギリス版によると、ランカスター大学で臨床解剖学学習センター長兼上級講師を務めるアダム・テイラーは、このトピックについて<The Conversation>で男女間では皮膚の厚さが違うことを踏まえて、こう解説している

女性は男性よりも脂肪を蓄えるため、皮膚が厚い部分が多いとのこと。ところが、皮膚が厚い=分厚いセーターを着ていることにつながるわけではないんです」

こう聞くと体感温度は皮膚の厚みと関係するのでは?とも考えられるけど、実際、体感温度には筋肉量が関係しているんだとか。言うまでもなく、男性は女性よりも筋肉質。

テイラー氏によれば、寒さに対する体の自然な反応はブルブル震えることなのだそう。それは、体温を上昇させるために筋肉が無意識に収縮し、振動するからだという。つまり、筋肉量が多ければ多いほど体は震えなくなり、体温も高くなるんだとか。本来、男性は基礎代謝率が高いため、体温も高いとのこと。

これですぐに彼とのケンカがなくなるわけではないけれど、これを機会にエクササイズに励んで筋肉量をアップさせれば、ダイエットにもなるし、最終的にはケンカも少なくなって一石二鳥になるかも!?

この翻訳は、抄訳です。

Translation:Rubicon Solutions, Inc

COSMOPOLITAN UK